充実のホスピタリティエリア
ホスピタリティエリアも充実していた。
会場はCulti Milanoが制作したランボルギーニ自動車専用のアンビエントフレグランスで彩られ、ラバッツァコーヒーが上質なくつろぎとリフレッシュのひとときを提供し、MRコレクションは最も象徴的なクルマの1/8スケールモデルを展示した。
また、ジレットラボもブースを出展し、この日のテーマに沿って、2台のランボルギーニのモデルカーの間にラジコントラックを駐車させるというインタラクティブなチャレンジを行い、成功者には賞品が贈られた。
スーパートロフェオとスクアドラコルセ
ランボルギーニアリーナでは、第16回ランボルギーニ・スーパートロフェオ・ヨーロッパの公式テストも行われた。30台以上のランボルギーニ「ウラカン スーパートロフェオEVO2」がサンテルノのサーキットに集まり、ドライバーとチームは、シーズン第1戦が開催される同じコースでテストを行う機会を得た。2009年の初シーズン以来、ランボルギーニ・スーパートロフェオ・イベントは、モータースポーツ部門であるランボルギーニ・スクアドラコルセが全面的に管理・運営する、最も人気があり競争力のある国際ワンメイク選手権のひとつとなっている。
ポロ・ストリコで伝統に触れる
「ポロ・ストリコ」はランボルギーニのアーカイブの管理と研究、「ディアブロ」までのクラシックモデルの修復と認証を通じて、ランボルギーニの遺産を保存する部門である。今回、認定されたばかりのイエローの1998年式「ディアブロVTロードスター」にネロ・トルピード(ブラック)の内装を施したモデルを展示したほか、イモラサーキットのランボルギーニF1マシンを独占的に展示し、その歴史を紹介した。
ランボルギーニのバーチャルスピリット
ランボルギーニは、つねに未来と革新を見据えて過去を祝う。この哲学を念頭に、E-Sportsに特化したスタンドは、アウトモビリ ランボルギーニのパートナーであり、シミュレーション機器の開発で世界をリードするMozaによってサポートされた。2日間にわたり、ファンは5台のプロフェッショナルなシミュレーターによって、イモラのコースでウラカン・スーパートロフェオEVO2を運転するバーチャルな感動とアドレナリンを体験した。
第1回目のランボルギーニアリーナは、ランボルギーニをあらゆる面で称え、ブランドの情熱と卓越性を、この歴史的な初めてのイベントに集まった多くの人々と分かち合うことに成功したイベントだった。
AMWノミカタ
初めて開催されたランボルギーニアリーナの規模の大きさにはじつに驚かされた。そしてアウトモビリランボルギーニ会長兼CEOのステファン・ヴィンケルマンは
「ランボルギーニアリーナは、我々のブランドに対する人々の愛と情熱の祭典である」
と述べている。ランボルギーニはこれまでもGIROを代表とするツーリングイベントや、昨年は60周年を祝うイベントを世界各国で開催している。ランボルギーニを愛する人々の情熱によって作られ、ランボルギーニを愛するカスタマーの情熱とともに歴史を刻んできたブランドなのであろう。他のブランド以上にブランドとユーザーの距離の近さを感じる。