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【89台イッキ見せ】200万円の激安EVも登場! EV旋風吹き荒れた「バンコクモーターショー」は中国・韓国・ベトナムのクルマが大集結でした

【89台イッキ見せ】200万円の激安EVも登場! EV旋風吹き荒れた「バンコクモーターショー」は中国・韓国・ベトナムのクルマが大集結でした

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TEXT: AMW 竹内耕太(TAKEUCHI Kota)  PHOTO: AMW 竹内耕太(TAKEUCHI Kota)

200万円の激安EV「ルーミン」がタイで発売

いっぽう、中国の国有自動車メーカー大手である長安汽車(CHANGAN)は2023年にタイ市場へ参入し、今年1月にタイ国内でのEV生産工場を稼働させたばかり。今回のバンコクモーターショーでは、格安EV「ルーミン(Lumin)」の投入を発表した。

ルーミンは中国本国では2022年6月に発売された3ドア4人乗りのEVで、全長3270mm×全幅1700mm×全高1590mmというコンパクトサイズのシティコミューター。一充電の航続距離は301kmとなっている。

驚くべきはその価格で、50万バーツを切る47万9000バーツ(約200万円)! 前述のBYD ATTO 3が値下げして89万9900バーツ、また長城汽車(GWM)のコンパクトEV「オーラ グッドキャット」が79万9000バーツであることを考えれば、タイにおいても破格の安さであることがお分かりいただけるだろう。

政府によるEV優遇政策が2022年にスタートしてからわずか2年でEV市場が急速に拡大し、そして補助金の減額による成長の谷間を迎えているタイは、早くも価格競争のステップに突入しつつある。中国メーカーを中心にアジア各国のメーカーが続々と参入し、さまざまな施策を試行錯誤している。東南アジアのみならず、世界のEV市場を占ういわば実験場としても、注目に値するマーケットといえる。

* * *

2024年のバンコクモーターショーに出展した4輪の中国系ブランドは、最大手BYDを筆頭に、長安汽車(CHANGAN)、長城汽車(GWM)、NETA(合衆新能源汽車)、ZEEKR(ジーカー/吉利汽車)、そして元はイギリスのスポーツカーブランドで現在は上海汽車グループのMG、XPENG(小鵬汽車)、AION(広州汽車集団)の8つ。また、韓国勢ではヒョンデとキアも出展していたほか、ベトナムからもVinFast(ビンファスト)が出展していた。画像ギャラリーではこれらアジア系ブランド11ブースの写真をたっぷり収録しているので、じっくりご覧いただきたい。

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  • AMW 竹内耕太(TAKEUCHI Kota)
  • AMW 竹内耕太(TAKEUCHI Kota)
  • 田舎の大学院で古代インドのサンスクリット語を研究していた元・学者の卵。クルマ遊びにハマって中古車販売店で1年働いた後に出版業界へ。クルマやカルチャー系の雑誌のほか、翻訳書、人文書、地図帳、写真集など手がける。クラシック・フォルクスワーゲンが趣味の中核で、愛車は1963年式カルマンギア。数年前に都内から小田原へ移住し、賃貸ガレージハウスでリモートワークしつつ、箱根や伊豆のワインディングをのんびりドライブする日々。
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