サイトアイコン AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

なんちゃってセレブにヘリコプターで鈴鹿サーキットへ!「2024 F1日本グランプリ」の華やかなパドックをレポートするわよ

「F1 パドッククラブ」というセレブなパスのお値段はなんと90万円

ヘリコプターで東京から鈴鹿サーキットへ

カーライフエッセイスト吉田由美さんのブログ「なんちゃってセレブなカーライフ」が、AMWで「なんちゃってセレブなカーライフR」として蘇ります!(号泣〜)。タイトルの「R」は「リターン」・「レボリューション」などの意味が含まれています。初回となる今回は、2024年4月5日(金)~7日(日)に三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開催された「2024 FIA F1世界選手権シリーズ MSC CRUISES 日本グランプリレース」へ快適な空の旅で行ってた模様をお届けします。

華やかなパドックを楽しむ

2024年3月、東京で初開催された電気自動車のF1とも呼ばれる「ABB FIA フォーミュラE世界選手権」を観戦したら、「F1も現地で観戦したくなった」という方もいらっしゃるのでは? 何を隠そうまさしく私がそうなの。

「F1を観に行きたい!」と声を上げたら、あらら、本当に願いが叶ったわ〜。声に出すって大事なのね~。というわけで、FIA主催の世界最高峰自動車レース、F1の日本GP「2024 FIA F1世界選手権シリーズ MSC CRUISES 日本グランプリレース」に行って来たのでレポートするわよ。

これまで鈴鹿サーキットには新幹線と特急列車、バスあるいはタクシーなどを乗り継いで何度も通ったものだけれど、なんと今回は、初めて東京からヘリコプターで現地入り。それも予選の4月6日(土)と決勝の7日(日)の2日間とも(!)。片道約1時間20分を4往復してきたわ。空の移動は渋滞に巻き込まれることがないからかなりの時短となるし、気象状況によって飛行ルートが変わるイレギュラーな状況にも心が踊るわ。

パドックパスを入手

カーレースの中でもとくにF1は、パスやチケットによって入れるエリアがしっかり分かれているので、どこまで入って行けるかは、自分が持っているパス/チケット次第。今回、私はパドックのみ入れる「パドックパス」を入手したわよ。

肝心のレース観戦は各チームのモーターホームでモニター越しに観戦することになるけれど、ドライバーやチームスタッフが滞在するエリアなので、有名選手やF1関係者が目の前を歩いていたり、知り合いがいれば各チームのモーターホームに入れてもらえたり、華やかなパドックを楽しむことができるの。

パスのなかには、パドックの2階でフードやドリンクを楽しみながら優雅に観戦できる、リアルセレブな「F1 パドッククラブ」というプレミアムなパスもあるけれど、そのお値段はなんと90万円。まあ、そうはいっても世界中のセレブたちが集うF1のプレミアチケットとしては格安よね。ちなみに、「F1 パドッククラブ」のパスでは、パドックエリアには限られた時間しか入ることができません。ある意味、私の「パドックパス」はじっくり楽しみたい人にはラッキーと言えるパスなの。

華やかなパドックを楽しむ

あらためて……。「パドックパス」では肝心のレース観戦は、各チームのモーターホームでモニター観戦することになるのね。言ってみればテレビの生中継をサーキットで観る感じなのだけれど、まるでチームスタッフの一員になったような気分を味わえるのよ。

しかもチームガレージの後ろに設けられたエリアから、目の前で繰り広げられるピット作業の様子などを間近に見ることができるので、F1ファンなら垂涎ものの光景というわけ。しかもピットは各ドライバーや関係者が普通に歩いているし、海外からの関係者やゲストの姿もちらほら。さすが世界のF1ね。パドックはセレブリティな世界で華やかなのよ~。

私のパスは、チーム縛りのないパスだったので、各チームの「モーターホーム」にもお邪魔したわ。モーターホームとはチームスタッフの活動拠点となるまさに移動式の家。欧州開催時は立派なショールームようなものや、豪華な造りの特徴的なモーターホームを作っているチームもあるようだけれど、日本を含めた遠方地域での開催の場合は少し簡略化されているみたい。でも、パドックの中もモーターホームも世界共通。どこでもこの一式がセットになって全世界を巡るのよ。まさにF1サーカスと言われるだけのことはあるわね。

ちなみにF1に参加できるのは全10チーム。今シーズンの注目トピックは、日本人で唯一F1に参戦するビザ・キャッシュアップRB F1チームの角田裕毅選手と、2024年2月に日本の建設機械・鉱山機械メーカーの「コマツ」(小松製作所)がスポンサー契約を結んだウイリアムズ・レーシング。そしてマネーグラム・ハースF1チームの新代表に就任した小松礼雄氏の3つが挙げられるわ。これらの効果もあってか、予選日からサーキットは大勢のファンで賑わっていたわ。

そして迎えた決勝日。当初は予選日のみヘリコプターで行く予定だったけれど、またまた朝からヘリで行くことに……。この日は予選日よりいいお天気で、絶好のフライト日和。美しい富士山をはじめとする景色を楽しみながら鈴鹿サーキットへ向かうなんて、もう最高よっ! 鈴鹿サーキットに到着すると、すでに朝からF1ファンの熱気に包まれていたわ。

そうそう、決勝日はBWTアルピーヌF1チームを取材。その様子は次回の「なんちゃってセレブなカーライフR」でお伝えさせていただくわね。どうぞお楽しみに。

モバイルバージョンを終了