3.走行距離よりもエンジンは元気か、音をじっくり確認
走行距離にこだわる人も多いが、それ以上に音やフィーリングを重視して確認したい。走行1万kmでもそれが全てサーキット走行だったら、エンジンはかなりお疲れ。逆に10万kmでもしっかりとメンテナンスしながら高速道路移動がメインなどであれば、全然疲労を感じさせないこともある。
まずエンジン音をよく聞いて、ガチャガチャとかコンコンという異音がしないか。冷えたとき、暖まった時にどうかを確認したい。
傾向ではあるが、トヨタAE86系や日産「シルビア」などちょっとヤンチャなスポーツカーのMT車は、やはりお疲れのモデルも多い印象。また、すごく車高が低く、キャンバー角も多めの、いわゆる走るための車高短というより見せる車高短系の車両も、メンテナンスがおろそかになっていることが多い傾向(もちろんそうでないオーナーもいる)。そういった個体の場合はとくにしっかりとエンジン音や、オイルの汚れ、エアフィルターが交換されているかなどをチェックしてもらいたい。