ボンゴ好きによるボンゴ好きのためのバンキャンプイベントが開催
2024年4月6日(土)~7日(日)、埼玉県のキャンプ場「ぼくらのミナノベース」にて「埼玉県秩父にある皆野町にDIYボンゴを日本一集めました」(正式名称未定)が開催されました。もちろん「ボンゴ」とはマツダのワンボックスカーのことで、今回はボンゴシリーズのほか、そのOEMである日産「バネット」や三菱「デリカ」でも参加OK。その会場から、愛犬と一緒に仲良く参加していたカップルに話を聞いてみました。
登山好きカップルがボンゴとのバンライフをスタート
2018年式のマツダ「ボンゴバン」の開いたリアゲートの前にセットしたチェアーに仲良く腰をおろし、ビールを美味しそうに飲んでいたのは、茂原大地さんと深田恵理さんのカップル。昼ビールは、宿泊イベントならではの楽しみだ。その傍にお行儀よく座っている愛犬ケルンくんの落ち着いた様子からも、こうしたイベントでの楽しみ方を心得ているようだ。
「いえいえ、僕たち、クルマのイベントには今回が初めての参加なんです」
Instagramを通じて知り合った“ヘンミマオ”さんが呼びかけ人となった今回の「ボンゴ好きのボンゴ好きによるボンゴ好きのためのバンキャンプ」の開催を知り、神奈川県から埼玉県皆野町のキャンプ場「ぼくらのミナノベース」にやってきた。
そんな茂原さんがずっと楽しんでいる趣味は登山だ。婚約中の恵理さんとも登山がきっかけで知り合い、これまでも大菩薩嶺、月山、金峰山、硫黄岳といった2000m級の山々を踏破しているという。もちろんケルンくんも一緒だ。
「山登りの前泊地として車内で寝ることができるクルマを探したとき、他のワンボックスよりも比較的安価というのも魅力でしたし、ハンドルの角度やコラムシフトがトラック的でしっくりきました! 見た目がレトロなかわいさがありますが、年式がそう古くないというのもボンゴに決めた理由でした」
ボディに合わせた質感でインテリアをバンライフ用にDIY
そうした経緯で愛車となったボンゴはまだ納車から4カ月しか経っていないそうだが、エクステリアもインテリアもしっかりと仕上げられている。
「フロントにある本来とは違ったMAZDAのエンブレムも含めて、外装はすでに仕上げられた状態で購入しましたが、ボディカラーに合わせた色味と質感のファブリックを探してベッドやクッションなどを作ったり、他にも棚などはDIYで一緒に作りました」
と茂原さん。ソファベッドのクッションの裏側を見せてもらうと、ホチキスの要領で布などを木材に固定するタッカーという工具を使ってDIYしたのだそう。そのポーズを取ってくれた恵理さんが、今回ボンゴのインテリアの設計などを担当したという。その表情からも、その作業中の楽しさが伝わってくる。