クルマに関する多彩なカルチャーが集結
カーライフエッセイスト吉田由美さんの「なんちゃってセレブなカーライフR」。今回は、2024年4月12日(金)~14日(日)に開催された「オートモビルカウンシル 2024」に行ってきました。クルマに関する多彩なカルチャーが集結したイベントで、吉田由美さんが気になったクルマは驚愕のプライスでした。
過去最高の来場者数を記録
今回で9回目の開催を迎えた「オートモビルカウンシル 2024」が2024年4月12日(金)~14日(日)の3日間、千葉県・幕張メッセで開催されたわ。わたくしはメディアデー&一般公開日の初日に行ってきたわよ~。肌感覚として明らかに人が多く賑わっている印象だったけど、やっぱりね! 過去最高の3万9807人が来場したわ。
わたくし、この手のイベントには結構足を運んでいて、2024年2月にパシフィコ横浜で開催された日本最大級クラシックモーターショー「ノスタルジック2デイズ」にも行ったけど、2日間で過去最高の4万514人が来場したのよ。こういったクラシックカーイベントは人気のようね。
この2つのイベントは自動車雑誌が主体になっていて、各自動車雑誌の個性が出ているわ。「ノスタルジック2デイズ」は日本車の旧車が多く、「オートモビルカウンシル 2024」は高級輸入車のクラシックカーが多い印象よ。これまでの来場者は年齢層も高く富裕層がメインな感じがしていたけど、今回は若者と女性も多く感じたわっ。
セナ様の展示物は涙がちょちょぎれそうに
オートモビルカウンシル 2024は急遽、メインの企画を2024年3月13日にお亡くなりになった伝説のカーデザイナー、マルチェロ・ガンディーニ様の追悼展に変更したの。展示されたのはランボルギーニ「エスパーダ シリーズ2」(1970年式)、ランボルギーニ「ミウラP400」(1968年式)、ランボルギーニ「カウンタック LP400」(1975年式)、ランチア「ストラトス HF ストラダーレ」(1975年式)、フェラーリ「ディーノ 308gt4」(1974年式)の5台。スーパーブームを経験している「元子ども」たちにとってはヨダレ物のクルマばかりよね~(驚)。
もうひとつのテーマとなる展示「アイルトン・セナ没後 30 年 特別企画 駆け抜けた天才の記憶」も素敵だったわ~。JPS ロータス 97T ルノー(1985年式)、マールボロ・マクラーレン MP4/5B ホンダ(1990年式)、マールボロ・マクラーレン MP4/6 ホンダ(1991年式)の3台に加えてセナ様のレーシングスーツとヘルメットには、涙がちょちょぎれそうになったわよ~。もう30年も経つのね……。
そうそう、数年前にランボルギーニの試乗会でセナ様が事故死したイモラ・サーキットへ行ったときのことを思い出したわ。時間に余裕がなくてセナ様の像にはご対面できなかったけど、サーキット内の博物館の壁にはセナ様の絵が描かれていて、心の中でご挨拶したの。