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「AMG GT」と「GR86」のガチバトルに湧く!「SUPER GT2024」のGT300クラスは開幕から目が離せない接戦でした

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TEXT: 戎井健一郎(EBII Kenichiro/motorsport.com)  PHOTO: 佐藤正勝(SATO Masakatsu)

  • muta Racing GR86 GT
  • 注目マシンの11号車GAINER TANAX Zは、開幕戦の走行を見送った
  • ポールポジションを獲得したLEON PYRAMID AMG。左から蒲生尚弥選手、黒澤治樹監督、篠原拓朗選手
  • GT300クラスのスタートシーン
  • 7号車 個性的なカラーリングを採用したStudie BMW M4
  • LEON PYRAMID AMGは2023年シーズンも表彰台を獲得し相性がいい
  • 3位となった7号車のニクラス・クルッテン選手と荒 聖治選手
  • 優勝した2号車の堤 優威選手(写真左)と平良 響選手
  • 2位となった65号車の篠原拓朗選手(写真左)と蒲生尚弥選手
  • GT300クラス表彰式の様子
  • ピット作業を行う65号車LEON PYRAMID AMG
  • 優勝した2号車muta Racing GR86 GT

国産車と輸入車が激しいバトルを展開!

日本が世界に誇るGTカーレース「SUPER GT(スーパーGT)」。2024年シーズンが、4月13〜14日に岡山県で開幕しました。ニューマシンが多く登場し注目を集めていた開幕戦、どのマシンが勝利したのか、多彩なマシンがエントリーするGT300クラスの決勝レースリポートをお届けします。

(motorsport.comの記事をもとに再編集しています)

予選はLEON PYRAMID AMGがトップを獲得

3月上旬のスーパーフォーミュラ開幕戦を皮切りにスタートした2024年の日本国内モータースポーツシーン。スーパーGTは同月に公式テストを実施し、フォーミュラE、F1といった世界選手権レースを挟み、4月13日に開幕の時を迎えた。舞台は開幕戦恒例の岡山だ。

今季のスーパーGTは新車両の導入やレギュレーションの変更など、いくつかの変革があった。その中で最も大きな変更が予選方式であり、従来のノックアウト方式から、Q1、Q2のタイムを合算して順位を決する形になった。また、予選Q1、Q2、決勝スタートスティントでは同じタイヤを使わなければならない。

その新予選でポールポジションを獲得したのは、GT500クラスが36号車au TOM’S GR Supra、GT300クラスが65号車LEON PYRAMID AMG。決勝レースは春を通り越して初夏のような陽気となり、気温26℃、路面温度39℃というコンディションの下で13時30分にスタートした。

2号車muta Racing GR86 GTが激走を見せる

GT300クラスは65号車LEON、2号車mutaのブリヂストンユーザーがフロントロウに並び、3番手にはダンロップタイヤを履く61号車SUBARU BRZ R&D SPORTがつけた。なお自社製作のZで参戦するGAINERは車両製作が間に合わず、開幕戦の走行を見送った。

レース1周目には、GT500クラスだけでなくGT300クラスでもコースオフがあった。アトウッドカーブで22号車アールキューズ AMG GT3と48号車脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-Rの接触があり、22号車がグラベルに捕まってしまったのだ。ただ22号車アールキューズは後にコース復帰を果たしている。

レースは8周目に再開。トップの65号車LEONと2号車mutaが接近した争いを繰り広げる中、3番手の61号車SUBARUはややギャップを広げられるような格好に。その61号車を抜いた4号車グッドスマイル 初音ミク AMGが表彰台圏内3番手に浮上した。

2号車mutaは33周を走ってピットイン。予選後の段階でタイヤ無交換作戦の可能性を示唆していたが、実際にタイヤ交換はせず給油とドライバー交代のみでピットアウトした。

トップの65号車LEONは篠原拓朗のドライブでレース後半までステイアウト。2番手以下には2号車muta、52号車Green Brave GR Supra GT、7号車Studie BMW M4、31号車apr LC500h GTと続いた。65号車LEONは50周を走ってピットイン。こちらはタイヤを交換してコースに戻ったが、タイヤ無交換作戦の2号車muta、52号車Green Braveの先行を許して3番手に落ちてしまう。

ピットインする65号車LEON PYRAMID AMG

その後方6番手では5号車マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号の藤波清斗が粘りの走りを見せて後続を抑えていたが、徐々にライバルのオーバーテイクを許すようになってしまい、最終的にはホッブスコーナーで61号車SUBARUに追突されるような格好となりスピン。コース復帰に手間取ったため、65周目にFCY(フルコースイエロー)が出された。なお、61号車には後にドライブスルーペナルティが出された。

2号車mutaは堤 優威のドライブで快調にレースをリードしたが、2番手の52号車Green Brave吉田広樹はフレッシュなタイヤを履く65号車LEON蒲生尚弥に迫られる。そしてGT500クラスが70周目(GT300先頭集団は65周目)に入ったリボルバーコーナーで勝負あり。65号車が2番手に上がった。さらに52号車吉田は7号車Studieのニクラス・クルッテンにも交わされ表彰台圏内から陥落した。

65号車LEONは首位を追撃したが、残り周回数が足りず、結局2号車mutaが逃げ切ってトップチェッカー。2023年は悔しいランキング2位に終わったが、チャンピオン奪取に向けて好スタートを切った。2位は65号車LEON、3位は7号車Studieだった。

>>>国内外の最新レース情報が満載!「motorsport.com」

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