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初開催「RALLY三河湾2024」は大苦戦! それでも完走できたのは「OZホイール」のおかげでした【ゴスラリ参戦記】

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TEXT: 兼松由奈(Kanematsu Yuna)  PHOTO: 岩田純治(IWATA Junji)/KOSUKE.A

波乱を感じさせるスタート

そんなTeam Kanematsu(仮)の初戦は、とても苦しいラリーとなりました。金曜日にレッキ(事前走行)した時点で、林道ステージの路面は泥や砂利が混ざり、道幅もかなり細く……。難しいと言われていた名物林道「雁峰」がマシに思えるほどでした。

いよいよ迎えた初日。SS1は難しいステージだ……と緊張してスタートへ向かうと、なんと赤旗中断。波乱を感じさせるスタートです。その後はスパ西浦のサーキットコースやギャラリーステージの竹島など綺麗な路面が続くのですが、リエゾンの渋滞やタイムコントロールの遅着があったりと、焦りまくり。「乗れてない」まま1日目を終えることとなりました。

2日目のステージは、かなり汚くて細い10kmを超える林道が2本。天候には恵まれたものの、これほど汚れた林道は経験したことがなく、道の上にいるのがやっとの状態。

「速く走るにはどうしたらいいんだろう……!?」

と悩みまくり。午後のSS12で路面の乗り方を少し掴みタイムアップしたものの、何度かリアタイヤを側溝に落としてしまい、ヒヤリハットな場面もありました。槻島もも選手も苦戦していたようで、2人の息を合わせるのも難しいラリーでした。それでも完走できたのは、OZさんのホイールが頑丈で歪みもなく、エア漏れもなかったからです。速く走る上では軽さが重要ですが、ラリーでは剛性も大切なのだと実感しました。

今までの経験値や対応力などが試された開幕戦

今大会のエントリー台数は90台、そしてリタイアはなんと27台。汚い林道だけでなく、ハイスピードな三河湾スカイラインでもリタイア車が出て、私たちの成績はJN4クラス6位/7台。渋滞やタイムスケジュールのタイトさも含め、今までの経験値や対応力などが試された開幕戦となりました。そんな中、大勢の方が応援してくださり嬉しかったです。

沿道では老若男女問わず沢山の方が立っていて旗を振ってくださったり、林道入り口でも応援してくださったりと、応援してくださる地元の方が多いのが印象的でした。苦手な路面ばかりでしたが、来年は絶対にリベンジします!

* * *

次回は、4月12日(金)〜14日(日)に佐賀県唐津市で開催された「ツール・ド・九州2024 in 唐津」のレポートをお届けします。こちらは2023年に出場したラリーですが、特別規則書を確認すると前回走った林道が1本もない全てが新しいステージ。今回の反省を活かし、チーム一丸となって上位を目指せたのか、乞うご期待。

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