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なつかしの日産ヤングタイマー3台!「シルビア」「プリメーラ」「フィガロ」は令和のいま「エモい」クルマとして再評価されています

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)

  • 日産シルビア(1988年/S13型):1988年に登場した5代目シルビアのキャッチコピーは「アートフォース・シルビア」
  • 日産シルビア(1988年/S13型):展示されたのは、CA18DE型エンジンを搭載する中間グレードの初期型Q's
  • 日産シルビア(1988年/S13型):FRという駆動方式や新開発リアマルチリンクサスペンションによる走りの楽しさも評価された
  • 日産シルビア(1988年/S13型):均整のとれた美しいエクステリアがクルマ好きに受け入れられ、若者を中心に多くのファンを獲得
  • 日産フィガロ(1991年/FK10型):専用のオープントップ機構を持つ小粋でエレガントなスタイリングが特徴
  • 日産フィガロ(1991年/FK10型):Be-1、パオ、エスカルゴに続く日産パイクカーシリーズの第4作目だ
  • 日産フィガロ(1991年/FK10型):白い本革のインテリア、メーター類に至るまでが専用デザインとなっているインパネなど、あらゆる部分が入念に造り込まれている
  • 日産フィガロ(1991年/FK10型):フィガロは1991年に発売された2ドアパーソナルクーペ
  • 日産プリメーラ(1995年/P10型):大きく開く大容量トランクなども装備し、正統派セダンに相応しい性能と機能が与えられていた
  • 日産プリメーラ(1995年/P10型):大きなキャビンをより前方に置いたキャビンフォワード・レイアウトで生まれた広い室内がポイント
  • 日産プリメーラ(1995年/P10型):プリメーラは、1990年2月に欧州の名車に匹敵する走りの性能と快適性を実現した新たなコンセプトのセダンとしてデビュー
  • 日産ノート e-POWER 4WD:優れた走行性能を発揮し、あらゆる道に対応する本格電動式4WDだ
  • 日産ノート e-POWER 4WD:最新の日産車の中から春らしいボディカラーを纏った新型ノート e-POWER 4WD(2024年/SNE13型)を展示
  • 日産ノート e-POWER 4WD:前席ヒーター付シート、リアヒーターダクト、ヒーター付ドアミラーなどを装備しており、1年中、心地いいドライブを楽しめる
  • 日産ノート e-POWER 4WD:状況に応じてモーターの出力を瞬時に調整することで、常時安定感のある走行を実現
  • アンケートやSNS投稿に協力した来場者には先着で、げみさんデザインのポストカードや缶バッジといったオリジナルグッズがプレゼントされた
  • 日産プリメーラ(1995年/P10型):展示車はP10型の最終型で、2.0TmのSセレクションに、オプションのフルエアロスポイラーパッケージを装備した珍しい仕様
  • 幅広い作品で人気を集めるイラストレーター“げみ”さんが描いた春をテーマとしたオリジナル巨大イラストも公開

ヤングタイマー世代のクルマを展示

日産が純粋に熱く勢いがあった1980〜1990年代。その時代の「日産ヘリテージカー総選挙」から選出された名車3台が勢揃いしました。なつかしのヤングタイマーを紹介します。

創立90周年を迎えた日産

オートモビルカウンシル2024年の日産ブースは「LOVE GOES ON -Nissan Loves Every Customer-」をテーマとし、意外なクルマたちを展示していた。日産のクラシックカーといえば、往年の「スカイライン」や「フェアレディZ」が定番だが、オートモビルカウンシルがコンセプトとして掲げる「旧車を愉しむ文化」の裾野を拡げ、より若い世代にクルマの愉しさを伝えたいという願いを込め、現在20~30代の自動車趣味人からも注目を浴びる1980~1990年代のヤングタイマーにフォーカスしたのだ。

2023年の展示テーマだった「Love Stories with Nissan」と同様に、同年12月に創立90周年を迎えた日産が、これからもユーザーと相思相愛の関係を拡げていく意味合いを込めつつ、平和で、春らしい温かみと、さわやかさを表現した世界観でブースを展開したのであった。

具体的に説明すると、2023年の秋に行われた「日産ヘリテージカー総選挙」から選出された人気のヤングタイマーである「シルビア」(1988年/S13型)、「フィガロ」(1991年/FK10型)、「プリメーラ」(1995年/P10型)の3台に加え、最新の日産車から新型「ノート e-POWER 4WD」(2024年/SNE13型)を展示したのだ。

「シルビア」(1988年/S13型)

S13型は「アートフォース・シルビア」のキャッチコピーを掲げて1988年に登場した5代目で、均整のとれた美しいエクステリアとインテリアが受け入れられ、若者を中心に多くのファンを獲得した。通産省選定のグッドデザイン賞と日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したことも、その美しさと人気ぶりを物語るだろう。

そして、FRという駆動方式や新開発リアマルチリンクサスペンションがもたらす走りの楽しさも評価されたのであった。展示車は、CA18DE型エンジンを搭載する中間グレードの初期型「Q’s」であった。

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