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マセラティが推す「フォーリセリエ」で仕立てた「グレカーレ」と別注カラーの「クアトロポルテ」の新旧トライデントが揃い踏み…で、「フォーリセリエ」とは

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)

フォーリセリエの特徴は3つのキーワードに集約

「フォーリセリエ」はイタリア語で「特注品」を意味し、オーナーが自分だけの1台をカスタマイズできるように幅広いオプションと多彩なスタイルを取り揃えている。これまで以上に充実したオプションとスタイルの中からエクステリアのカラーをはじめ、シートやトリムの素材や色合いなどを選択できるので、個性とクリエイティビティを思いのままに表現することができる。全モデルで選択可能だ。

ちなみに、ユーザーの個性や情熱を愛車のカスタマイズを通じて表現できるフォーリセリエ・プログラムの特徴は、3つのキーワードに集約されるのだという。

1:スタイリッシュ

マセラティに大胆なデザインの解釈を加えるとともに、個性的なクルマを創り出すための厳選したカラーと素材を取り揃え、パーソナライズとイタリアンデザインとの融合を図っている。

2:オーセンティック

プログラムで使用する素材は、すべてイタリア製で、パーソナライゼーションは100%モデナの自社工場にて行われている。

3:真摯な対話

マセラティはカスタマイズをブランドのDNAと位置づけ、ユーザーとの対話をより重視するために2021年に専用のアトリエをイタリアのモデナに開設した。フォーリセリエは対話を重ね、しっかりとユーザーのコンセンサスを確立したうえでプロセスを進行している。そのパーソナライズされた体験も、フォーリセリエ・プログラムの魅力のひとつだ。

ガンディーニが手がけたマセラティの姿も

また、マセラティのブースには第4世代の「クアトロポルテ」も展示された。このスポーティかつラグジュアリーなサルーンは、2024年3月13日に亡くなった世界的カーデザイナー、マルチェロ・ガンディーニの作品で、1994年のトリノ・モーターショーで発表された。

今回展示されたクアトロポルテ V6モデルは、顧客からのオーダーにより、カタログにはない特別カラーのロッソ・インディアナポリスでエクステリアが塗装されており、フォーリセリエの原点ともいえる1台だ。

ガンディーニは、「カムシン」、第2世代の「クアトロポルテ」、「シャマル」、「チュバスコ」(コンセプトモデル)といったマセラティをデザインしており、展示された第4世代クアトロポルテは最後に手がけたマセラティとなる。ブースのスタッフによると、今回の展示はガンディーニが亡くなる前に決定していたことで、奇しくも追悼展示のようなかたちになったとのことだ。

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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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