ノーマルとカスタム仕様がラインアップ
模型メーカーのホビージャパンは、同車オリジナルブランド「HJ64」シリーズ最新作として、ダイキャスト製1/64スケールのトヨタ「プロボックスバン DX」、「プロボックス カスタム」、「プロボックス カスタムバージョン ルーフキャリア付き」の3種類を2024年7月に販売予定です。こだわり抜いたその中身を紹介します。
1/64スケールとは思えぬ細部まで再現
2002年に登場したトヨタ「プロボックス」は、「カローラ バン」や「スプリンター バン」の後継車で、同社のコンパクトカー初代「ヴィッツ」系統のプラットフォームをベースに作られたライトバンだ。商用車としての機能を最優先して開発され、使いやすく有効スペースを確保するために比較的高い車高とし、サイドとリアガラスは垂直に近いデザインとなっている。
エンジンは1.3Lと1.5Lのガソリンエンジンと1.4Lのディーゼルエンジンを設定し、4ATもしくは5速MTを組み合わせていた。ここ最近では、ワンメイクレースに参戦したり、カスタマイズをして趣味車として楽しむオーナーも増えている。
今回モデル化された「プロボックスバン DX」は、エクステリアのシンプルで直線的なデザインを1/64スケールで再現している。よく見ると、フロントグリルに装着されるエンブレムが立体感のあるメタルステッカーで再現されているほか、ワイパー、ドアノブ、リアワイパー、リアウインドウの熱線といった細かい部分までこだわっている。モデルカーは、バックドアが開閉式になっている点も見逃せない。
カスタムバージョンも見逃せない!
もう1台の「カスタムバージョン ルーフキャリア付き」は、鉄ホイールがブラックになりインチアップされており、製品名の通りシルバーのルーフラックが搭載されている。ここ最近のガチャガチャにあるハシゴシリーズやアウトドアシリーズのアイテムを載せて飾るのも面白いだろう。
ノーマル仕様とカスタム仕様のボディカラーは、シルバーメタリック、ホワイト、ブラックマイカ、ダークブルーマイカの4色を設定し、価格は3400円(消費税込)だ。
さらにもう1台の「カスタムバージョン」で特質すべき点は、マットカラーを採用していること。ルーフには、ブラック塗装の小型ルーフキャリアを搭載。キャリアに載せることができる専用の荷物が付属されている。バックドアも開閉するため、ラゲッジスペースにも置くことができるのも嬉しい。また、エクステリアは、先に触れた2台と異なる部分としてカスタムマフラーを装着している点も見逃せない。
ボディカラーはマットグリーン、マットブルー、マットベージュ、マット・グレイの4色を用意し、価格は3800円(消費税込)。
全国の模型店やインターネットで予約をすることができる。
■ホビージャパン
https://www.markmodels.jp/