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えっ、もう増税!? スズキ「スイスポ」に日産「ジューク」など、まだまだ現役だと思っていた2024年に増税対象となるクルマとは

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TEXT: 小鮒康一(KOBUNA Koichi)  PHOTO: AMW

トヨタ ヴィッツ(3代目 2010年12月登場)

「ヴィッツ」名義としては最終型となる3代目モデルも、すでに13年以上が経過している。この3代目モデルでもエントリーモデルの1Lとベーシックな1.3L、そして上級モデルの1.5Lと3種類のエンジンをラインアップしていた。

トランスミッションは先代型では4WDモデルのみ4速ATだったが、3代目では4WDも含めて全車CVTとなり燃費性能を向上。3ペダル仕様の5速MTはホットモデルのRSにのみ設定されている。

そして2011年9月にはスポーツコンバージョンモデルのG’sが新たに追加され、現在のGRモデルの布石となったのも記憶に新しいところだ。

スズキ スイフトスポーツ(3代目 2011年11月登場)

手ごろな価格のホットハッチとしてどの世代も人気の高い「スイフトスポーツ」は、チューニングやカスタムパーツも多くラインアップされており、若いユーザーだけでなく走りに特化したセカンドカーとして保有しているユーザーも多い1台だ。そんなスイフトスポーツの先代モデルである3代目も2024年で13年目を迎えることとなる。

3代目スイフトスポーツは熟成された1.6LのM16A型エンジンを搭載し、NAながら先代比+11psの136psを発生。さらにMTは先代の5速から6速に多段化を果たすなど、確実にポテンシャルを高めながらも10kgの軽量化を果たしていた。

三菱 RVR(3代目 2010年2月登場)

すでに2024年の春で生産を終了し、現在は在庫のみの販売となっている三菱のコンパクトクロスオーバーSUV、「RVR」も13年以上が経過した1台だ。すでに欧州ではルノー「キャプチャー」のOEMモデルが新型(現地名ASX)として販売されているが、日本では未だに現行車ということになる。

初代、2代目のスライドドアを備えたトールワゴンというキャラクターとは異なり、コンパクトクロスオーバーSUVとして生まれ変わった3代目モデルだが、良くも悪くも普通のクロスオーバーSUVとなってしまったことでコアなファンを獲得することは叶わなかったが、三菱の貴重なコンパクトクラスの車種として期せずしてロングセラーモデルとなった1台だ。

* * *

このように、登場から13年が経過したモデルには、まだまだ現役で街中で見かける機会の多い車種も含まれている。このほか、2010年から2011年に登場した車種には初代「アクア」や「プリウスα」、「CR-Z」に初代「リーフ」なども存在しているが、これらのモデルはハイブリッド/電気自動車であるため、重課の対象にはならないのである。

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