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「SUBAROAD」ってなに? スバル車でなくても使える「寄り道ドライブアプリ」で淡路島を旅してわかった賢い使い方とは

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TEXT: 雪岡直樹(YUKIOKA Naoki)  PHOTO: 雪岡直樹(YUKIOKA Naoki)

  • 2023年6月に納車されたスバルのBEV、ソルテラET-SS
  • SUBAROADに登録されている各コースはユーザーからの評価も確認できる
  • 全国にあるSUBAROADのリワードをコンプリートするのも楽しみのひとつ
  • SUBAROADのコース編集画面
  • SUBAROADのコース編集画面
  • ゴール地点は道の駅うずしお
  • SUBAROADは音楽配信アプリの「AWA」と提携することにより、走る場所によって聴きたい曲を選んでおくこともできる
  • SUBAROADのおすすめの選曲も用意されている
  • 聞きたい曲の編集画面
  • ソルテラのバッテリーは90%の状態でスタート
  • SUBAROADは2024年2月からApple Car Playに対応するようになり、ソルテラの大画面ナビは案内も見やすく走りやすかった
  • ソルテラの大きな画面にSUBAROADのメッセージが表示される
  • SUBAROADの淡路島コースをスタート
  • SUBAROADのドライブプランのスタート地点までもナビで誘導してくれる
  • SUBAROADのドライブプランのスタート地点までもナビで誘導してくれる
  • 大きな画面で案内されるから安心・安全
  • 経由地に着いたときの画面
  • サンシャインブリッジに立ち寄ったソルテラ
  • これがサンシャインブリッジ
  • たこせんべいの里にも立ち寄り
  • たこせんべいの里にも立ち寄り
  • 伊弉諾(いざなぎ)神宮に到着。SUBAROADのアナウンスで読み方も学べた
  • 古事記や日本書紀といった神話の時代にさかのぼる神社
  • イザナギとイザナミの国生み神話の舞台だ
  • 日本の神話の最も古い時代を偲ぶことができる
  • 伊弉諾(いざなぎ)神宮の夫婦クス
  • 伊弉諾(いざなぎ)神宮の庭園
  • 次は洲本城を目指す
  • 洲本城の石垣
  • 洲本城の天守閣
  • 天守閣まで登ると眼下に広がる洲本の街並みや遠くの瀬戸内や大阪湾を見渡せる
  • 海辺でソルテラの記念撮影
  • さらにコースを進むと今度は生石岬展望台というところに
  • 生石岬展望台からの眺め
  • 生石岬展望台に立ち寄ったソルテラ
  • かつて日本陸軍が大阪湾の防衛のために築いた「由良要塞」に残る砲台跡や赤煉瓦の弾薬庫跡などを見学できる
  • ワインディングでのキビキビした走りとSペダルモードを使うことで、いわゆるワンペダルドライブが可能
  • ゴールの道の駅うずしおに到着
  • ソルテラのバッテリー残量は90%→64%の消費だった
  • ドライブを終了すると「リワード」と呼ばれるバッジがもらえる
  • 今回のドライブデータが表示される
  • ドライブを終了すると「リワード」と呼ばれるバッジがもらえる
  • 過去のドライブ履歴も確認できる
  • ソルテラの大きな画面でもメッセージが表示される
  • ソルテラの充電に関しても今回のSUBAROADの111km想定であればエアコンオンでも全く問題なし
  • SUBAROADのコースの中から今回は淡路島のドライブを体験
  • 洲本城を背景にソルテラを記念撮影
  • 岡山国際サーキットのスーパーGT開幕戦からの帰り道に淡路島に寄り道してみた
  • SUBAROADは2024年2月からApple Car Playに対応するようになり、ソルテラの大画面ナビは案内も見やすく走りやすかった

ソルテラを愛用するカメラマンがSUBAROADでの旅をレポート

スバルが提供しているスマホ用ドライブアプリ「SUBAROAD(スバロード)」は、あえて「寄り道」して楽しいドライブ体験を提案してくれる独特のコンセプトが特徴です。今回は、スバルのBEV「ソルテラ」を愛車としているカメラマンの雪岡氏が、SUBAROADを使って淡路島をドライブしてきたレポートをお届け。じつは他メーカー車のオーナーでも使用可能で、試してみたくなる魅力が満載でした。

ドライブを楽しめる全20コースを用意

淡路島。東京に住んでいる自分にとっては、場所こそ知っているけど、どんなところなのかはよく知らない島です。西日本の方ならもちろんよくご存じの場所でしょう。関西の知り合いに聞いたところ、日帰りで観光に行く場所だそうです。たしかに関西圏や四国ならすぐそこですね。

今回なぜ淡路島に行ってみようかと思ったかといえば、「SUBAROAD(スバロード)」というドライブアプリに、淡路島コースがあったのと、国内屈指の人気を誇るモータースポーツである「スーパーGT」岡山開幕戦の帰り道にちょうどいい距離で観光できると思ったからでした。

SUBAROADとはその名の通りにスバルが公開している、スバル車ユーザーにドライブを楽しんで欲しいという思いを込めて作られたアプリです。他の自動車メーカーのユーザー方でも無料で使用できますが、SUBARU IDが必要になります。2024年4月現在で全20コース設定されており、そのうち石川コースは能登半島地震の影響で公開をストップしていますので、現段階で楽しめるのは19コースになります。

北海道から九州まで、SUBAROAD開発チームをメインにしながら、地域の販売店からも走って楽しいコース、魅力的なエピソードがあるところの情報を収集してコース選びを行ったとのことです。最近では岐阜コースや鹿児島コースも追加されたばかりです。ただの観光だけでなく、その地域の歴史を学んだり、スバル車の性能を感じられるワインディングなどもコースに含まれており、何度でも走りたくなるコース展開になっています。

走るだけでなくコースの歴史や見どころを聞かせてくれる

淡路島といえば、神戸側は明石海峡大橋で繋がり、そのまま高速道路を走ると四国側に鳴門海峡大橋で繋がっています。高速道路で走ればあっというまに通り過ぎてしまいますが、今回のSUBAROAD淡路島コースは、淡路島北端にある、「道の駅淡路」をスタートし、南端にある「道の駅うずしお」を目指す、走行距離111km、走行時間3時間を想定したコースになっています。

道の駅淡路でSUBAROADのアプリを立ち上げ、このコースの説明とドライブプランを確認します。基本的に経由地は設定されていますので、その通りに進んでいけばいいようになっています。途中の立ち寄り地もリストの中から追加できますので、気分によって寄り道をするのもいいかもしれません。

さらにSUBAROADは音楽配信アプリの「AWA」と提携することにより、走る場所によって聴きたい曲を選んでおくこともできます。その場所に近づくと選んでおいた曲が流れてきて旅を盛り上げてくれるに違いありません。

またコースごとにテーマがあり、今回の淡路島コースでは「神話の島を端から端まで、今昔未来をタイムトリップ」というテーマが掲げられています。SUBAROADでは単なる道案内だけではなく、このようにテーマに沿ったストーリーを聞かせれくれます。

いざスタートすると旅のテーマ、街並みや歴史の背景を男性の渋い声でポイントごとにアナウンスしてくれました。

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