じつは日本車のタクシーも活躍している
わが街ミュンヘンではトヨタ「プリウス プラス(日本名:プリウスα)」というハイブリッドのタクシーが大増殖しているのですが、ほかにも「カローラ」や「RAV4」のタクシーも見かける機会が増えました。日本では見ない日はないのでは? というプリウスですが、ドイツではほぼ見ません。むしろ、タクシー以外はほとんど走っていないという現状です。
今後メルセデス・ベンツのEクラスが減少していくと、さらにさまざまな車種が増える可能性はありますね。テスラがドイツで販売されたのが2014年なのですが、2014年後半、2015年位からチラホラとテスラのタクシーも見かけますし、ここ数年はジャガー「I-PACE」や「XF スポーツブレイク」のEVタクシーもよく見かけます。
ところで、タクシーのルーフに設置している営業灯? を外すと自家用車としても利用可能なので、個人タクシーの方は営業時以外には家族のアシとして使用している方もいるようです。
日本でも個人タクシーの場合、個性的な車種で営業されている方もいますが、ドイツでもマニアックなタクシーが走っており、それを見つけるのが楽しいです。ミュンヘン市のタクシーの基本料金(初乗り料金)は5.50ユーロ(約935円)、1kmあたりの料金は2.30ユーロ(約390円)。なかなかお高いので、今後もよっぽどのことがない限り、私はなかなか乗る機会がなさそうです。