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テスラ「モデルS」で初参戦! アニメとコラボした女性ドライバーだけのレーシングチーム初となるレースのゆくえは?

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)

  • ステアリングはU字型のヨークステアリングではなく、円形の標準ステアリング
  • ガラスルーフが標準装備となっているモデルSだがその下にはロールケージがはめ込まれ、乗員をしっかり保護する
  • 「EV-1」クラスではなく、シートを取り外し「EV-P(プロトタイプ)」クラスを選択する「HIGHSPEED Étoile Racing」
  • 航続距離600km(WLTP)となるモデルS Plaidだけに、このレース中の電欠に注意をする必要はないが……
  • 「No.73 HIGHSPEED Étoile R」には『HIGHSPEED Étoile』のキャラクターである「輪堂 凛」と「浅河カナタ」が描かれる
  • タイヤは265/35R21サイズのミシュラン・パイロットスポーツでとりあえず参戦となった
  • 今回投入するテスラモデルS Plaidは、テスラの最強モデル。トライモーターAWDで1020馬力を発揮する。0-100km/h加速は2.1秒!
  • ボディサイズは全長4980mm×全幅1964mm×全高1440mmとなる
  • まずは初戦を終えたチームスタッフは皆安堵の表情。今回の走行データをもとに次戦に向けて車両のアップデートしていくこととなる
  • トップから3周遅れながらも無事にチェッカーを受ける「No.73 HIGHSPEED Étoile R」
  • 予選ではまだ走行自体もぎこちない感じだったが決勝ではきっちりタイムも上げてきて、この一戦で大きく成長した前田選手
  • 一時は8番手まで順位を上げた前田選手。次にこのマシンに乗る際には車両も大きく進化しているはずなので、次回以降もその走りをチェックしたい
  • 川合監督は、あまり力まないで、まずはしっかり完走することが目標である、と語った
  • JEVRAシリーズ次戦は、2024年6月29日(土)に行われる袖ヶ浦戦となる。次戦は清水選手がこのモデルSに搭乗する予定だ
  • 川合孝汰チーム監督と、は前田琴未選手と、今回参戦はなかったものの清水愛選手も応援に駆け付けた

アニメ『HIGHSPEED Étoile』とコラボしたレーシングチーム

近未来の日本を舞台に、最高時速500kmオーバーの次世代レース「NEX Race(ネクスレース)」での熱き戦いを描くテレビアニメ『HIGHSPEED Étoile(ハイスピードエトワール)』とコラボしたレーシングチーム、HIGHSPEED Étoile Racingが発足。そのチームが初のレースに出場し、今回は2名の女性ドライバーのうち、前田琴未選手がエントリーしました。

まずは無事に完走を目指す

チーム発足の記者会見からひと月弱となる2024年4月27日(土)、チーム「HIGHSPEED Étoile Racing」の初戦となるJEVRAシリーズ第2戦「全日本 筑波 EV55km レース大会」が筑波サーキットで開催となった。

JEVRAシリーズは、電気自動車技術の進歩と持続可能なモータースポーツの促進を目的とし2010年にスタートした電気自動車によるレースシリーズ。排出ガスもなく静かで環境への負荷を抑えながらレースの場を提供している。

レース距離は50〜60kmで、シリーズ発足当初はバッテリー搭載量の問題もあってレースペースは低かったが、EVの進化もあって、その競技内容もよりコンペティティブになってきている。参戦車両は市販EVやコンバートEV、さらにBEV以外にFCV(燃料電池車)やレンジエクステンダーEVの参戦も可能である。

「HIGHSPEED Étoile Racing」は、発足したばかりのレーシングチームで、SUPER GT(GT300クラス)やスーパー耐久シリーズ(ST-Zクラス)でタイトルを獲得した川合孝汰氏が監督を務め、ドライバーには前田琴未選手と清水愛選手の2名を擁している。

今回のJEVRAシリーズに参戦する「No.73 HIGHSPEED Étoile R」は、その車両(テスラ モデルS Plaid)の納車がぎりぎりだったということで、内装の剥ぎ取りやロールケージのインストール、そしてボディのラッピングは間に合ったものの、足まわりの変更はなし、もちろんタイヤの変更もないという状態で、ほぼ今回がシェイクダウンという状態である。

川合監督は次のようにコメント。

「クルマがギリギリになってしまってまして、まずはこのレースでは完走してもらってデータを取り、方向性を確認しながらタイヤや足まわりに手を入れてポテンシャルアップをして次戦につなげていきたいですね」

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