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自らシボレー「コルベット」を米国から並行輸入した理由とは? DIYで再現したボディカラーでコクピットを統一

シボレー コルベット:MTも考えたそうだが、割高になってしまうためATを選択したという

ボディカラーにこだわり、アメリカから並行輸入

大排気量車に憧れてシボレー「カマロ」から「コルベット」に乗り換えたアメ車好きの“Aki”さん。鮮やかなオレンジのボディカラーが目を引くコルベットは、このカラーを狙ってアメリカの中古車サイトに半年くらい張り付いてようやく手に入れたという並行輸入モノ。内装色も自ら同色に仕上げたというこだわりのカスタムをみていきましょう。

缶スプレーで内装をカラーチェンジ

2024年4月14日(日)に栃木県足利市で開催されたオールジャンルのアメリカ車ミーティング「K-Styles」に、鮮やかなカラーのシボレー「コルベット」で参加したのはオーナーの“Aki”さんだ。

「オレンジカラーのボディを狙っていて、日本に正規輸入されているのはおそらくグランスポーツの5台だけなんですよ。グランスポーツは車幅が広くて取り回しが悪いのと、タイヤ交換などの費用も色々とかかるのでやめました。アメリカの中古車サイトに半年くらい張り付いて、良さそうなクルマをショップに依頼して輸入してもらいました」

アメ車が好きでこのクルマの前は2017年式のシボレー「カマロ(2L直4ターボ)」に乗っていたが、大排気量車への憧れから2019年式の「コルベット」に乗り換えた。アメリカから平行輸入した際はノーマルだったが、eBayで購入したエアロパーツ、ローダウンボルト、エアクリ、ヘダースから中間パイプの交換に加え、ボディカラーに合わせたインテリアの変更も自ら行っている。

「パネルに市販の缶スプレーでオレンジを吹いて、その上からさらにラメとクリアを重ねています。車体色の正式名称はセブリングオレンジといって、その色に合わせるために一番色の近いものを探しました。たくさんの種類を揃えたので、使わなかった缶スプレーがいっぱい家にあるんですよ」

おおらかなカマロに比べてタイトなコルベット

自分好みに仕上げながらコルベットを楽しんでいる“Aki”さん。話が前後するが、乗り換えた「カマロ」と比べて「コルベット」の感想を率直に教えてもらった。

「2Lターボで300馬力弱を発揮するカマロにも不満はなかったのですが、コルベットの排気量は6.2Lと3倍以上に増えて音も全然違いますし、車高も目線も低いです。カマロは割とおおらかな印象でしたが、コルベットは比較的タイトでまさにスポーツカーって感じですよね。

C7を選んだのは一番カタチが好きだったからなんですが、ロングノーズで前や横の見えない範囲が広くて交差点に入るのに怖いときもあるので、フロントとサイドにカメラを付けています。モニターを1個追加して普段はサイドの方向、交差点に入る時だけ手元のボタンでフロントに切り替えて死角をなくしています」

今後に関しては、現在5mmのスペーサーで面を合わせているノーマルの前後19/20インチホイールを社外のものに交換することを考えているが、このままのサイズでいくかインチアップするか、前後同サイズにするか悩んでいる最中だという。その他は現状に満足していて、どちらかといえば維持に注力していきたいということだ。

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