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Z世代がロータス「エリーゼ」のレースに初挑戦したら…マツダ「ロードスター」のようにはうまくいかなかった!?

Z世代がロータス「エリーゼ」のレースに初挑戦したら…マツダ「ロードスター」のようにはうまくいかなかった!?

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TEXT: 西川昇吾(NISHIKAWA Shogo)  PHOTO: LCI/小瀬広明 (KOSE Hiroaki)

予選タイムは2分0秒623……上出来だけど周りはもっと速い

こうして迎えた本戦日。予選前に新品タイヤを投入し準備は万端だ。予選では序盤に2分0秒623で自己ベストを更新。正直もう少しタイヤが美味しいところでまとめきりたかった。しかし、ライバル勢は全車2分を切っている。「えぇ……」と肩を落としたが、周りからは「最初で0秒台は上出来ですよ!」と声をかけてもらい、ロータス カップ ジャパン常連のドライバー陣からは「ボクたちだって0秒台に乗せるのに何年かかったかなぁ」とも言ってもらえた。そんな言葉で少しは前向きになれたが、やっぱり一番後ろというのはショックである。

第1戦は当然一番後ろからのスタート。ロードスターでは苦手だったスタートだが、ロータスでは上手く決まった。上位勢に並びかけて1コーナーへ、しかし、好戦も1周目まで、そこからじわじわと離されてしまう。その中でも、上位勢の走りを盗もうと観察と研究に徹した。こうして第2戦に挑んだ。

超スパルタンな2-イレブンとバトル(1周だけ)を満喫

続く第2戦では、モダン・ロータスの中でも軽量化スペシャルとして知られる「2-イレブン」を駆る予選タイムトップの坂田選手が、フォーメーションラップ後、マシントラブルからかグリッドから撤収することになり、再度フォーメーションラップが行われた。

今回のスタートも比較的(自分の中では)上手くいった。ポジションを上げることはできないが、第1戦よりも離れていない。上位がミスすればチャンスはあるはずだ。そう思いながら必死で視界から前走車が消えないように走っていたが、後ろから迫りくるヘッドライトを確認する。

そう! 予選トップの坂田選手の2-イレブンだ。どうやらピットスタートになったらしい。若干混乱しながらも、その後は後ろを気にしてしまう展開に。こうなると前はあっという間に居なくなってしまう。

エリーゼより約150kg(!)も軽い2-イレブン。ブレーキングやコーナーでは一瞬で並ばれてしまう。しかし、向こうはNA、ストレートスピードはこちらの方が上。長い直線では抜き返すことができる。とはいえ根本的なペースが異なる。約1周バトルをしながらも、1コーナーの進入で若干ブレーキングをミスしてしまいクリップを外したところで抜かれて、ポジションを落としてしまった。

* * *

結果としては第1戦・第2戦とも最下位。でもさまざまな発見があるレースだった。他の参加ドライバーとのコミュニケーションはとても勉強になったし、包み隠さず互いにレベルを上げようという精神はとても紳士で、スポーツマンシップを感じた。

このままでは終わることができない。次のロータス カップ ジャパン第3選は9月1日(日)に宮城県・スポーツランドSUGOで行なわれる。もう少し上でチェッカーを受けられるように、まだまだ修行をしていきたい。

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