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Z世代が「ロードスターカップ」に2年目の挑戦! NB乗りが借り物NDで奮闘するも、やっぱり本番には弱いようで…

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TEXT: 西川昇吾(NISHIKAWA Shogo)  PHOTO: 小瀬広明 (KOSE Hiroaki)

クラス6位で決勝スタート! カギを握るのは集中力

自己最高位からスタートすることになった決勝。これまでスタートダッシュに課題があったが、今回のスタートは無難に終えられた。1コーナーまでに少しポジションを落としそうな雰囲気があったが、オープニングラップは6位をキープした状態で終えた。レース序盤、ポジションアップの機会をうかがいながら走行していると、後ろからグングン迫ってくるクルマがいた。

153号車の成井選手だ。成井選手とは以前一緒にマツダファン・エンデュランスに参戦したことがある。じつは予選ベストタイムは成井選手の方が上だが、4輪脱輪でベストタイムが抹消され、後方のグリッドとなってしまったのだ。基本的なペースは成井選手の方が速い。なんとかポジションキープに粘ろうとするも、レース経験の多い成井選手に駆け引きで負けてしまい7位にポジションを落とすことになった。

そしてレース後半のダンロップコーナー、ここでミスをしてしまう。後ろから接近されていたので、イン側のブロックラインを通ったが、荷重移動とステアリングのタイミングをミスしてしまいリアが無駄にスライドしてしまった。この週末はロータスに多く乗っていた分、肝心な勝負どころで曲げ方がロータスになってしまったのだ。その不意を突かれて横に並ばれてしまい8位にポジションダウン。

しかし、ペース的にはこちらの方が速そうだったので、逆転のチャンスを狙う。距離が詰まった最終ラップの最終コーナー。いつもここでは安パイでミスの少ない3速をチョイスするが、勝負どころなので2速で立ち上がり重視のラインをチョイス。ラインもバッチリ決めて「これならチェッカーまでに前に出れるか?」と思いシフトアップへ。すると力んでしまい、うまく3速に入らない。そんなことをしているうちに、もう1台抜かれ、結局去年の最終戦と同じゴール直前で9位になってしまった。

* * *

1日3レースはなかなかにハードだった。体力はなんとか保ったが、肝心な勝負どころで集中力を切らしてしまった週末であった。もっと前でチェッカーを受けられる手ごたえは感じられた週末だったので、スーパー耐久24時間の前座となる5月25日(土)の次戦は落ち着いたレース運びで、より前でチェッカーを受けたいと思う。

最後に、丹羽選手をはじめ、ご協力していただいた皆さん。応援してくださった皆さん。一緒に戦った方々。この場をお借りしてお礼を申し上げたいです。ありがとうございました! 次戦はもっといい結果をお届けできるように精進します!

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