高級オーディオとのコラボ第2弾
ランボルギーニはテクニクスとコラボしたターンテーブル「SL-1200M7B」を発表しました。ベースとなるのは、長年にわたり幅広い評価と人気を集めてきた「SL-1200ターンテーブル・シリーズ」のDJモデル。ランボルギーニは過去にMaster & Dynamicとコラボレーションしたワイヤレスヘッドホンを販売しており、これに続く高級オーディオとのコラボ第2弾となります。
ランボルギーニの「Y」字型からインスパイア
アウトモビリ・ランボルギーニとテクニクスの歴史は60年にわたり、両社の根底に流れる企業文化において価値観を共有している。両社は徹底した技術開発に取り組み、ユニークなアイデアで顧客に忘れられない体験を提供。ものづくりには妥協を許さず、すべてのエンスージアストの心に響くエモーショナルなサウンドを追求してきた。今回実現したコラボレーションは、両ブランドのコンセプトとサウンドメイキングの取り組みの共通点から生まれた。
「テクニクス フォー アウトモビリ・ランボルギーニ SL-1200M7B ダイレクトドライブ・ターンテーブルシステム」(以下:SL-1200M7B)は、これまでのモデル「SL-1200MK7/SL-1210MK7」をベースとし、デザインはランボルギーニのアイコンである「Y」字型からインスパイアされている。カラーはオレンジ、グリーン、イエローの3色展開。ランボルギーニのスーパースポーツカーのもっとも象徴的なボディカラーをベースとしている。
SL-1200M7Bの購入者には、V12エンジンを搭載する6車種のパワフルなエンジン音と走行音を収録したレコードが特別にプレゼントされる。このプロジェクトのために特別に録音され、登場する車種は「400GT 2+2」、「ミウラSV」、創立25周年記念モデルの「カウンタック」、「ディアブロ6.0 SE」、「ムルシエラゴLP640」、「レヴエルト」である。
ディスクにはランボルギーニの最新モデル「レヴエルト」のタイヤが描かれ、ターンテーブルの上で回転するエンジン音を楽しむことができる。また、特別に録音したレコード以外にもスリップマットとランボルギーニとテクニクスのロゴをあしらったステッカー2枚もプレゼントされる。
注文受付は2024年5月9日より開始しており、テクニクスの正規販売ルートおよび専門店で2024年6月末から購入できるが、残念ながら日本での取り扱いは未定となっている。
AMWノミカタ
ブランドのコラボレーションは共通の考え方やブランド哲学、そしてメカニカルな技術などによってもたらされることが多いが、今回の共通点は「サウンド」だった。ランボルギーニの顧客は当然あのV12エンジンの咆哮に大きな魅力を感じており、そして世界中の多くのDJたちは1972年から歴史を刻むテクニクス「SL-1200」シリーズの作り出す音を愛し続けてきたのだろう。また、今回特別なレコードの特典もついている。たとえDJでなくてもランボルギーニファンにはコレクターズアイテムになる一品なのではないだろうか。
【動画】観たら欲しくなる! ランボルギーニとテクニクスコラボの「ターンテーブル」