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シボレー「アバランチ」をおりて日産「タイタン」に返り咲いた理由は?『スプラトゥーン』のデザインを取り入れたボディが遊び心満点です

2006年式日産 タイタンとオーナーの深澤健二さん

タイタンをセレクトした理由とは

日産が北米で製造・販売する「タイタン」をご存知でしょうか。日産初のフルサイズピックアップトラックで、2003年に初代が登場しました。その2006年モデルを愛車にしているオーナーに、選んだ理由やボディデザインについて、オーナーならではの率直な意見を伺いました。

国内でパーツが手に入るのもポイントのひとつ

日本国内では正規販売が行われていない、いわゆる逆輸入車となる2006年式の日産「タイタン」で、2024年4月14日(日)に栃木県足利市で開催されたオールジャンルのアメリカ車ミーティング「K-Styles」に参加していた深澤健二さん。逆輸入車のピックアップトラックというと、トヨタ「タコマ」や「タンドラ」などトヨタ車を多く見かけるが、どうして日産のタイタンなのだろうか。

「ピックアップトラックを以前乗っていたのですが、手放しました。その後、2014年頃にラスベガスのSEMAショーに行った時にでっかいトラックがいっぱい走っているのを見て、また乗りたくなっちゃって。僕の嫌いな人がタンドラに乗っていたので、対抗心でタイタンを買ったんです(笑)」

深澤さんは以前、シボレー「アバランチ」に乗っていた。その後、トヨタ「ハイエース」に乗り換えたものの、再び大きいピックアップトラックに乗りたくてタイタンを購入したのだった。日本メーカーを選んだのは先ほどの理由に加え、安心感だったという。

「キャンプやジェットスキーなどをやるので、そういったシチュエーションで壊れたら嫌で……。安心感のある日産を選びました。部品の供給体制が整っていたり、サファリと一緒の部品があったり、そういう意味でもいんじゃないかと思って」

アイデア満載のボディデザイン

購入時はホワイトカラーのボディでリフトアップだけが行われていた状態だったが、納車後に内外装のカスタムをスタート。インテリアはアルカンターラで総張り替えして、リアシートの下にウーファーボックスを組み、スピーカーとMTXオーディオなどをセットすることで、フル乗車を可能としている。

エクステリアでは、ブラックだったホイールをホワイトに塗装し、ベッドにはトノカバーと日産「エクストレイル」用を加工したラックをセット。そしてこのタイタンでもっとも目を引くのが、カラーリングだろう。

「色変えをしたいなと思っていたときに、ちょうど某電子タバコを吸っていたんです。限定色のネオンというカラーだったんですけど、この色いいんじゃね? と思って。それでこの色にフルラッピングしました。

あとは友達とノリで何かアメリカっぽくしたいよねって話になって、何個かのイメージ画像を共有したときに目に付いたのが“フェデックス”のカラーリングで、アメリカの輸送会社みたいな感じにしましたね。プラスして後輩の遊び心だと思うんですけど、そいつが『スプラトゥーン』好きで、インク跡のデザインも入っています。いたずら心ですよね(笑)」

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