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「4WDターボのMT車」しばりでトヨタ「GRヤリス」を購入! カスタムベースの「RC」を選んでパーツが先にショップに届いた!?

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TEXT: 芝 修(SHIBA Osamu)  PHOTO: 芝 修(SHIBA Osamu)

  • 機能性と形状の美しさからLUCKのカーボンボンネットを装着
  • レカロ PRO RACER RMS 2700Gを運転席と助手席に装着
  • LUCKのカーボンドアパネルを装着する
  • リアウイングはTOM'Sをチョイス
  • フロントスポイラーはTOM'S Type TKをセレクトする
  • ホイールはアドバンR6(9.5×18 IN45)を装着
  • ミッドナイトパープルのボディにゴールドのデコラインをコーディネイト
  • TOM'SのリアバンパーにLUCKのリアアウトレットを組み合わせたリアまわり。マフラーはTOM'Sバレルのセンター出しだ

ミッドナイトパープルのボディカラーは強烈なインパクト

ミッドナイトパープルのボディカラーでひときわ強烈なインパクトを放っていたのが、“Bogo”さんのトヨタ「GRヤリス」です。全国各地から約100台のGRヤリスが集まった「GRヤリスowner’s meeting in天竜峡」の会場のなかでも、かなり目立つ存在。じつはこのカラーはラッピングということで、ほかにもいろいろと手を入れているフルチューンな1台でした。

クルマより先に注文したパーツがショップに届いた

スポーツタイプのクルマが少なくなった昨今、“Bogo”さんは「4WDターボのMT車」に乗りたいと思っていた。そんな時、発売されたのがGRヤリスだった。いったいどんなクルマなのかWEBや雑誌でチェックしたところエンジンや足まわり、ブレーキなど、すべてに納得できるクルマだと確信を持つことができたため、実車に試乗することなくディーラーで注文したそうだ。

各部をイジることが大前提のため、購入したグレードは必要な装備以外を極力省いた競技ベースのRC。エンジンスタートはボタンではなくアナログなイグニッションキーだが、機能面には関係ないためBogoさんはまったく気にしていない。

納車までは約半年、その間どんなパーツでカスタマイズしようかと計画を練りホイール&タイヤ、マフラー、エアロパーツなどを各メーカーに注文したところ、クルマより先にパーツがショップに届いた。そしてクルマが納車されると同時にカスタマイズをスタートさせたため、Bogoさんはノーマル状態のGRヤリスには一度も乗ったことがない。

エンジンはコンピュータチューンでブースト1.8kgf/cm2の約320ps仕様

鮮やかなミッドナイトパープルのボディはラッピングによるもの。ボンネットやゲートスポイラーのカーボン柄がアクセントになってスポーティなフォルムを描き出している。そして注目したいのがエンジン関係。エイリアンテックのコンピュータチューン(ステージ1.5)に吸排気系チューン、プラズマダイレクト+HKSプラグ、トラストインタークーラーなどのアシストが加わりブースト1.8kgf/cm2で約320psを絞り出している。またトラストのオイルクーラーも装備しており、冷却系も抜かりはない。アクセルを踏み込めばレスポンス良くスムーズに加速していくエンジンに満足している。

こう説明するとGRヤリスは簡単にパワーアップできるように思えるが、手を加えていくとメーターディスプレイにいろいろなエラーが表示されるなど厄介な一面もあるそうだ。ブレーキ系に関してはパッド&ホースを交換してパワーに応じた制動力を確保している。ただ利き具合がちょっと物足りないのでキャリパー&ローターの交換を検討中だ。

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