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トヨタ「タウンエース」がオシャレなフォード風キャンパーに大変身! 丸目と角目のいずれも米国テイスト満載です

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏(AOKI Kuitoshi)

メローなバンライフ気分を盛り上げてくれる

また、インテリアについは普段使いをメインに、ときどき車中泊を楽しめたらという想いから、ベッドキットや収納庫のみを設置するが、それらをデザイナーがコーディネートし、シートカバーはクラシックアメリカン調を採用する。収納庫を含めた装飾も木目の風合いを活かした仕立てにするなど、内装は架装パーツというよりはファニチャー系の作り。いわゆるオシャレな家具同様、ソファ生地を使ったシートや収納棚を車内専用として作り込む。

装着するシート機能については、停車時は後ろ向きにも使用出来る多彩なアレンジが可能な1200mm幅のREVOシートをベースに、最後尾はダイネットモードへの展開が可能。ベッド展開時は前後ともフルフラットにすることで全長2mのベッドが出現し、大人も子どももゆったり足を伸ばして就寝できる点もポイントといえる。

内装についても2台はそれぞれに違いがあり、撮影車の場合、フィルバートがファブリック生地のシートに木目の風合いを活かした作りになっているのに対して、フィルモアはシックなブラウン合皮レザーシートとカントリー調の家具をマッチさせ、それぞれオシャレなバンライフを連想させているのが印象的だ。

タウンエース特有の商用バンらしさをかき消し、1970年代のアメリカンバンライフを色濃く表現するフォルムとインテリアは、メローなバンライフ気分を盛り上げてくれる。現行タウンエースは2020年6月のマイナーチェンジによってスマートアシスト機能が追加され、衝突回避支援ブレーキ、車線逸脱警報、誤発進抑制機能なども装備する。

また、新エンジンを搭載することで燃費も向上しているので、長距離のクルマ旅とも相性抜群。まさに普段使いしやすいサイズ感で、最新の安全装備を持つオシャレなキャンパーが欲しいという人の購入候補車としてピッタリな1台といえるだろう。

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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