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過去最高! 2630台を3カ月で販売したランボルギーニが2024年も好調な業績を維持している理由とは

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TEXT: AMW  PHOTO: Automobili Lamborghini S.p.A

  • イタリア・ボローニャ県サンターガタ・ボロニェーゼに拠点を置く
  • 2023年に歴史上初めて1万台のクルマをデリバリーしたランボルギーニ
  • ランボルギーニCEOのステファン・ヴィンケルマン氏
  • マネージングディレクター兼CFOであるパオロ・ポマ氏
  • ウラカンのラインアップが集合
  • ウラカンのラインアップが集合
  • ランボルギーニの新フラッグシップ「レヴエルト」
  • アヴェンタドールの後継機種となる「レヴエルト」
  • ウラカン ペルフォルマンテ クーペ:エンジンは30ps向上し、8000rpmで640ps、6500rpmで600Nmのトルクを発生
  • ウラカン ペルフォルマンテ スパイダー:スポーツ性能を重視して設計されたウラカンの最初のモデル
  • ウラカン テクニカ:8000rpmで640psのパワーを発生するエンジンを搭載
  • ウラカン STO:STOはスーパートロフェオ・オモロガータの頭文字
  • ウラカン クーペ LP610-4:610ps/8250rpmを発揮するV10エンジンを搭載
  • ウラカン LP580-2 RWD:後輪駆動バージョンのウラカンクーペとスパイダーは、「Fun to Drive」を目指して2016年に登場した
  • ランボルギーニ ウルスSE:エアロダイナミクス効率を最適化するという明確な目的のもと、そのラインを一新した
  • ランボルギーニ ウルスSE:カットオフラインがないことで連続性が感じられ、ウルスSEのアスレチックなスタイルが強調されている
  • ランボルギーニ ウルスSE:ウルスSEはEVモードで60km以上の走行が可能な100%電気駆動の4WD車となっている
  • ランボルギーニ ウルスSE:エアロダイナミクス効率を最適化するという明確な目的のもと、そのラインを一新した
  • アウトモビリ ランボルギーニは「エスペリエンツァ・ジロ・オセアニア」をタスマニアで開催
  • 2023年11月に開催されたスーパートロフェオ・ワールドファイナルにおいて、環境および持続可能な活動への継続的な取り組みを実証した
  • ランボルギーニがイベント・サステナビリティマネジメントシステム規格である「ISO 20121」の認定を受けた
  • 2023年に歴史上初めて1万台のクルマをデリバリーしたランボルギーニ(新ロゴ発表前)

2024年の第1四半期も好調なランボルギーニ

ランボルギーニは過去最高の数字を記録した2023年に引き続き、2024年の第1四半期も販売台数と収益に関して好調を維持しています。「ウラカン」は生産終了までの車両はすべて販売済みとなり、「レヴエルト」の納車は2年以上先になります。この結果に関する首脳陣のコメントを紹介します。

安定性と戦略的な強さをみせる

ランボルギーニは販売台数と収益性において過去最高の数字を記録した2023年を経て、2024年第1四半期もプラスの数字で幕を閉じた。売上高は6億9100万ユーロ、営業利益は1億8700万ユーロに達し、収益率は27.0%となった。これらの数字は、同社の安定性と戦略的な強さを裏付けている。

アウトモビリ・ランボルギーニの会長兼CEOであるステファン・ヴィンケルマンは、

「2024年も私たちの選択と戦略によって、2023年に達成した成長路線を継続することを目指しています。私たちが自らに課した目標は、製品の継続的な改善を目指した投資によって支えられています。2024年のスタートは、ウルスSEのデビュー、そして下半期にはウラカンの後継となるハイブリッドカーの発表と、ランボルギーニにとって重要な節目となります。私たちは、重要な目標の達成を楽しみにしています」

とコメントしている。

ランボルギーニの第1四半期は、2630台の販売という四半期としては過去最高の結果で終了した。2024年の最初の3カ月は若干減少したものの、米国市場は依然として納車台数トップを維持している。地域別に見ると、ヨーロッパ・中近東・アフリカ、アメリカ、アジアパシフィックの3地域でそれぞれ1278台、856台、496台の販売を記録した。

ランボルギーニが2024年の最初の3カ月で達成した業績は、ブランドの回復力を示すとともに、2024年に実施した戦略的決定を反映している。これには、各四半期の納車のバランスを調整することが含まれ、年間を通してより均等な納車を目指している。

「レヴエルト」はすでに2年以上の受注残を維持しており、新しいハイブリッド・パワートレインを搭載する後継モデルの「ウラカン」は製造終了までの車両がすでに販売済みである。「ウルスS」と「ペルフォルマンテ」についても、年内に予定されている生産終了までの受注は埋まっている。

アウトモビリ・ランボルギーニは、初のハイブリッド・スーパーSUVである新型「ウルスSE」の販売を2024年の第2四半期に開始し、目標の販売台数を達成することに期待している。

AMWノミカタ

今回発表された第1四半期の数字は、収益、経常利益率、営業利益のすべてが前年同期比に比べて落ちているが、じつはこのままの数字を4倍すればほぼ過去最高を記録した昨年に並ぶ。第1四半期は2630台と過去最高の販売台数を記録し、潤沢な受注残を持っていることがヴィンケルマン氏の余裕とも取れる発言につながるのであろう。

ちなみに日本市場でも第1四半期は昨年の158台に対して今年は18%増の187台を記録している。

ウルスSE、ウラカンの後継モデルで二の矢、三の矢を放つランボルギーニの勢いはまだまだ続きそうだ。

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