こだわりと哲学を感じる真実
真実その11
建設には延べ25万人日の作業時間をかけて完成した。
真実その12
川と湖には11種類のトンボが生息している。
真実その13
MTCはボーイング747型機の機首から尾翼までを9機収容できる大きさである。
真実その14
MTCは厚さ1m、深さ27mの壁に囲まれており、これを掘り出すために、世界に3台しかない掘削機をアメリカから運ばなければならなかった。9台の連結トラックを埋め尽くすほどの部品が届き、組み立てには1週間を要した。
真実その15
7月か8月の晴れた日にMTC周辺の境界の小道を歩けば、約350匹の25種類以上におよぶ蝶を見ることができる。
真実その16
この建物の設計コンセプトは、90%がNASA、残り10%はディズニー。
真実その17
植生によって、毎年100トンの二酸化炭素が吸収・蓄積されている。
真実その18
湖には、当初飼育されていた元の鯉よりもさらに大きい鯉が生息している。
真実その19
建物を正面から見たときにあるガラス製のエレベーターは、ピストンからインスピレーションを得ている。一体型の油圧ラムから作られたこのエレベーターは、見苦しい油膜ができる伸縮式ラムの採用を避けるために設計された。
真実その20
設計事務所「フォスター・アンド・パートナーズ」の著名な建築家、ノーマン・フォスターが設計を担当した。彼は、ウェンブリー・スタジアム、香港空港、東京のセンチュリー・タワーも手がけている。
AMWノミカタ
マクラーレン テクノロジーセンターの20の真実は聞いたことがない話ばかりでとても興味深い。マクラーレン・オートモーティブは「世界でもっとも爽快で、魅力的で、ベンチマークとなるクルマを創造するという挑戦」を原動力としているが、それを生産する工場にも同じこだわりと哲学を感じることができる。