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死ぬまでに一度は訪れたい! U2やイーグルスも愛した「ジョシュア・ツリー」の楽しみ方とは? 神秘的な画像多数あり【ルート66旅_53】

死ぬまでに一度は訪れたい! U2やイーグルスも愛した「ジョシュア・ツリー」の楽しみ方とは? 神秘的な画像多数あり【ルート66旅_53】

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭(SATO Kei)

静かにキャンプするもよし、写真を撮ってもさらによし

私がいつも過ごすのはサイト数が少ないうえ、設備もゴミ捨て場しかない小さなキャンプ場。サイトどうしが離れているため他人を意識することなく、音楽にしろ読書にしろ瞑想にしろ延々と没入できるのだ。日本から持ち込んだスマートフォンがまったく繋がらないのも幸運と考え、時計はクルマに放置して、空の明るさと腹の空き具合だけを目安に行動する。

夜は夜でさらに神秘的。酒を飲んで騒ぐような無粋な輩はおらず、街灯もないため静寂と漆黒の闇しかない。そんな状況でテントに篭っていると、すぐ側の砂を踏み締めて歩く動物の足音や、次々に連鎖していくコヨーテの遠吠えがやけに神聖なものと思えてくるのだ。宗教やスピリチュアルの類とはまるで縁がなく信じてもいない自分ですら、ジョシュア・ツリー国立公園には何かしらの神秘性や精神性を感じてしまう。

もうひとつの楽しみは写真。昼は当然として夕方や太陽が沈んだ直後のトワイライト・タイム、プラネタリウムと錯覚する満点の星に包まれる夜から夜明けまで、どの時間帯であろうと感動で涙があふれるような表情を見せてくれる。

道具やある程度のスキルが必要なキャンプとまでは言わずとも、行くならば近隣の29(トゥエンティナイン)パームスやユッカ・バレーに宿を取って、あらゆる時間帯のジョシュア・ツリー国立公園を堪能してほしい。

今までルート66から寄り道するスポットをいくつも紹介したが、私がどこか1カ所だけを厳選するなら間違いなくここだと思う。過去に撮影したジョシュア・ツリー国立公園の画像は、記事のギャラリーにそれぞれの時間帯を掲載している。ご覧になった方と少しでも感動を共有することができれば幸いだ。

■「ルート66旅」連載記事一覧はこちら

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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