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マクラーレンの「e-bike」がデビュー! さて「アルトゥーラ」のルーフに載せるために外した前輪はどうやって運ぶ?

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TEXT: AMW  PHOTO: McLaren Automotive Limited.

  • マクラーレンは、電動ハイパーバイクの時代の幕開けを告げる電動バイクのデビューモデルを発表
  • 「アルトゥーラ」などを手がけたチームによってデザインされた
  • トップモデルは最高出力600W、最大トルク161Nmを発揮し、世界で最もパワフルなe-bikeとなる
  • バイクをマクラーレン車に積載するための固定ステーも専用で販売される!?
  • マクラーレン アルトゥーラ スパイダー:バッテリーの容量は7.4kWh。重量は88kg
  • マクラーレン アルトゥーラ スパイダー:乾燥重量は1457kg。コンバーチブルの競合車と比較して、最大83kgも軽量だという
  • マクラーレン アルトゥーラ スパイダー:エンジン重量はV型8気筒ツインターボより50kgも軽い160kg
  • マクラーレン アルトゥーラ スパイダー:ディヘドラル・ドアを採用する
  • マクラーレン テクノロジーセンター:2024年にオープンしてから20周年を迎えた
  • マクラーレン テクノロジーセンター:50ヘクタールの敷地には10万本以上の樹木や低木が植えられた

マクラーレンのe-bikeシリーズがデビュー

マクラーレンのデザインDNAとパフォーマンスを具現化した電動自転車「e-bike」シリーズがデビューしました。トップモデルは最高出力600W、最大トルク161Nmを発揮し、世界で最もパワフルなe-bikeの座を争うとのこと。600Wのパワートレインをもつ「Extreme 600」/「Sport 600」と、250Wの「Extreme 250」/「Sport 250」の4つのモデルラインアップが限定発売されます。その中身を見ていきましょう。

街乗り電動マウンテンバイクとして世界最強

マクラーレン・オートモーティブは、電動ハイパーバイクの時代の幕開けを告げる電動バイクのデビューモデルを発表した。

数々の賞を取ったマクラーレンのスーパーカーからインスピレーションを得たこの4種類の限定新シリーズは、マクラーレンの究極のパフォーマンスを追求したデザインとテクノロジーを初めてe-bikeの世界へと拡大する。

マクラーレン初のe-bikeは、電動化されたマクラーレン・ハイブリッド・スーパーカーである「アルトゥーラ」などを手がけたチームによってデザインされ、カーボンファイバー構造や次世代の電動化など、マクラーレンの特徴的な特徴を取り入れて、マクラーレンらしいハイパフォーマンス体験をカスタマーに提供する。

e-bikeのパワフルなモーターは、他のプレミアムe-bikeの水準を凌駕するトルク値を実現し、クラスをリードするパフォーマンスを発揮するよう設計されているという。

また、マクラーレンのデザインチームは、革新的なデジタルディスプレイを考案し、そのグラフィックはマクラーレンに搭載されるドライバーディスプレイを模倣している。スピード、バッテリー残量、航続可能距離などのテレメトリ情報は、ハンドルバーのフルカラーLCDパネルに表示される。

Extreme 600、Extreme 250、Sport 600、Sport 250の4つのモデルは、それぞれ市街地、オフロード、マウンテントレイルなど、究極の2輪ライドを提供する。

フラッグシップモデルの600シリーズは、レースモードで最大852Wのピークパワーと時速32km/hの最高速度を発揮し、街乗り電動マウンテンバイクとして世界最強の座を争う。

リアサスペンションを搭載しない前後29インチホイールを履くハードテイルバージョンと、フロント29インチ、リア27.5インチのホイールと、RockShox社製の 145mmのリアトラベル、160mmのフロントフォークトラベルを持つフルサスペンションバージョンの2モデルが、台数限定で販売される。

Extreme 600とExtreme 250にはSRAM製ワイヤレスXX イーグルトランスミッション12速ドライブトレインが、Sport 600WとSport 250Wには機械式SRAM製 GX イーグル12速ドライブトレインが搭載されている。

価格は以下のとおりとなる。

Extreme 600 ―11,950 USドル
Extreme 250 ―10,950 USドル
Sport 600     ― 8,950 USドル
Sport 250    ― 7,950 US ドル

なお、日本での発売は未定である。また、600Wバージョンは米国のみで販売される。

AMWノミカタ

マクラーレンが初のe-bikeを発表した。600Wバージョンはフレーム内に内蔵された 48V、14.5Ah (720Wh) バッテリーによって駆動され、250Wバージョンは36V、15Ah(540Wh)のバッテリーが採用される。マクラーレンのデザイナーはこのクラスAの表面処理の基準を満たすフルカーボンフレームの製作に1000時間以上の時間を費やしているという。クルマと同様に技術、デザインだけではなくクラフツマンシップも光るマクラーレンらしいモデルである。

プレスフォトにはe-bikeをルーフとリアエンドにステーを設けて固定して載せているようだが、マクラーレンほど特徴的なボディを持つクルマだけに、ひょっとしたら専用ステーを開発・販売もされるのだろうか? しかし、積載するために外したe-bikeの前輪はそもそもどうやって運ぶのだろうか……。

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