クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CUSTOM
  • 72歳、中古のダイハツ「エッセ」でサーキットデビュー!? いいえ、半世紀前から富士や筑波でレースを楽しんでいたベテランでした
CUSTOM
share:

72歳、中古のダイハツ「エッセ」でサーキットデビュー!? いいえ、半世紀前から富士や筑波でレースを楽しんでいたベテランでした

投稿日:

TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)

半世紀前は巷にメカニックがたくさんいた

「いまから50年以上前に日産B110型サニーなどでレースをやっていました。その後は455cu.in(約7.5L)というV8エンジンを積んだオールズモビル カトラスなどをイジってゼロヨンを楽しんでいましたね。1970年代当時の定番のクルマとして、ポンティアック ファイヤーバード フォーミュラ400やシボレー カマロなどが参加していました」

当時は巷にメカニックがたくさんいたらしく、車高を下げ、マフラーを交換したぐらいのクルマで楽しむノーマルカーレースのようなものまであったらしい。

「自分もメカニックのようなことをしていたので、クジラクラウンの排気量を2.6Lから2.7Lにしたり、セドリックのエンジンを3Lまで排気量アップしたりしていました。その頃はセダンに乗っていると信号待ちで暴走族がバカにしてくることがあったので、シグナルGPをしていたこともありましたね(笑)」

といったような武勇伝を有している“J J”さんはメカニックとしての腕を買われ、以前から若い人のクルマをイジって欲しいというリクエストを各方面からもらっていたが、ずっと固辞してきたそうだ。いまでもその気になれば自身の手でカリカリにチューンしTBCCに参戦できるのだと思うが、あえて実行せず、各部がライトチューンされたエッセでスポーツ走行を楽しむところが“J J”さん流なのであった。

12
すべて表示
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
著者一覧 >

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

 

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS