街乗りもこなせるレース用セッティングを行う
この2000GTVは、2018年にミラノオートサービスが日本で登録。その後、1750GTAmトリブートとしての資質向上を目的として、同社において1750GTV用ダッシュボードのレストアを行った。キルスイッチ、4点式ロールケージ+サイドバーの取り付け、配線類の修正などを実施したそうだ。
「エンジンがアルファ ロメオ 75TS用ヘッドになっている2Lなのでハイパワーです。ギアボックスはノーマルで、デフのファイナルギアのみ変更してます。足まわりは、ミラノオートサービスオリジナルの街乗りもこなせるレース用セッティング。シチュエーションを問うことなく、乗っていて楽しいですね」
TBCCに参戦するのは今回で2回目だと話してくれたが、ジェームスさんはイギリスやシンガポールでもアルファ ロメオを走らせ、上記で紹介したクルマ以外にも、また別のアルファ ロメオ「2000GTV」、「1750GTAmレプリカ」、「1300GT ジュニア」、「ジュリア スーパー」、「ジュリア スプリントGTヴェローチェ」、「アルフェッタGTV6 3.5」、「ジュリエッタ」(116型)、「ジュリエッタ」(現行)、フィアット「ディーノ」、フェラーリ「308」、ポルシェ「912」、「ミニ」(クラシック)なども愛用している。今後、TBCCにおいても上位の常連として注目されるはずだ。