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なつかしい旧規格の軽カーが90台集合! 四国・川之江の商店街で開催された昭和レトロなイベントを紹介します

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TEXT: 酒寄俊幸(SAKAYORI Toshiyuki/gasgraphix)  PHOTO: 酒寄俊幸(SAKAYORI Toshiyuki/gasgraphix)

古いクルマを持ち続けることもエコ活動の一環

日本全国様々なクラシック系カーイベントは存在するが、旧規格の軽自動車だけを集めるイベントは、それほど多くはない。今回で12回目の開催を迎えることからも、このイベントが、対象車両の愛好家たちにどれだけ支持されているかが理解できる。

なおこのイベントには、排気量やサイズの制限がある中で当時の日本の自動車メーカーが苦心して作り上げたクルマたちの素晴らしさと、これらの古いクルマを大切に乗り続けることで、環境問題を考えるきっかけ作りという主催者の狙いが込められている。大量消費と安易なエコ精神は、本当の意味で環境保全に役立っているのか? そんなことをさりげなく考えさせてくれることも、賛同者が多い理由のひとつなのだろう。

今回集まった車両については、世代によって感想が大きく変わることは間違いない。50歳から上の世代にとっては懐かしさ。40代では、1980年代のクルマとそれ以前の年代のクルマで、感じ方が大きく変わるはず。そして、30代から下の世代にとっては、こんなクルマも存在したの!? という、発見と驚きの気持ちが大半になるだろう。

いずれにしても、「小さくて可愛くてお洒落!」という気持ちだけでは、これらのオーナーとなって、維持し続けることはとても難しい。深い愛情以外にも、人脈や資金という現実問題とともに、所有し続けるという強い意志が何より必要。このイベントに参加したオーナーたちはこの意思のもとに、数あるハードルを乗り越えて、現代に当時の軽自動車の魅力を語り継いでくれているのだ。

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