唯一無二のワンオフアイテムで個性あふれるレーシースタイルを追求
ただ見た目がカッコいいだけでなく、日産「セレナ」を走りにもこだわってチューニングしている“しーも”さん。ほかにはないスタイルに仕上がっている秘策とは、いったいどこにあるのでしょうか。気になるチューニングメニューを詳しく見ていきましょう。
走るためのチューニングは万全
走ることが好きだから、レーシーさが薫るスタイルを目指しているというオーナーの“しーも”さん(43歳)。ニスモのフロントにHスタイルのC27用サイド、ケンスタイルのリアにインパルのウイングと、ブランドにとらわれず、それぞれの個性を生かしてミックスしたのが好感だ。
面白いのはそこに、唯一無二なデザインのワンオフパーツを添えているところ。じつはその製作者は“しーも”さんの友人で、セレナ乗りの間では名を知られた存在だという“しおたくぼでぃ”さん。フロントのフラップとボンネットスポイラー、リアのマッドガードがそのワンオフ品で、どれも他とはカブらない独創的な意匠に仕上がっているため、アイキャッチとしての効果もバツグンだ。純正のメッキ部分をガンメタで抑え、希少なボディ色と馴染ませたのも絶妙。走るためのチューニング、補強も万全だ。
ワンオフフラップやガンメタ塗装でオリジナリティを!
フロントのベースはニスモ。その下にワンオフフラップを配置してレーシーさの底上げを狙う。グリルなど純正メッキ部はガンメタ塗装されている。ボンネットスポイラーは“しおたくぼでぃ”さんによる手製のワンオフ。鋭いフィンで翼を浮かせたウイング風のデザインが斬新で、空力を感じて躍動的だ。ヘッドライトはカラ割りで自作している。ロービーム部にはイカリングを追加し、ハイビーム側は2連プロジェクターとなっている。上段にはL字を並べた。
リアにはケンスタイルのスポイラーを装着し、その中央ボトムにワンオフのマッドフラップを添えることで、ほかにはないレーシーさを演出。マフラーはARスポーツ製のC27用を投入している。足まわりはテインの車高調と326パワーのスプリングを組み合わせた。タワーバーなどの補強パーツも各部に投入して剛性アップも欠かさない。ホイールはプロフェッサーを装着して足もとを引き締めている。
最後に、オーナーの“しーも”さんは次のようにコメントしてくれた。
「チームS-LINKの外交担当してます(笑)。皆さんS-LINKをよろしくお願いします」