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初代「シルビア」乗りがダイハツ「フェローMAX」で旧軽カーイベントに参加! 70年代当初は珍しかった軽カーのFF車とは

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TEXT: 酒寄俊幸(SAKAYORI Toshiyuki/gasgraphix)  PHOTO: 酒寄俊幸(SAKAYORI Toshiyuki/gasgraphix)

購入してすぐクラッチトラブル発生

別枝さんのフェローMAXは、とても綺麗なボディ状態をしているように見えた。本人から見るといろいろと傷があるとのことだったが、その箇所をよく確認しないと気付かないレベル。ボディはノンレストアらしく、それでこの状態はお見事だ。

「手に入れてすぐにクラッチトラブルがありましたよ。引き上げに行った時は自走できたのに、その後すぐにクラッチが繋がらなくなり、その修理に2~3カ月かかったり。それと、車検を受けに行ったらその場でウォッシャー液が出なくなったこともあります。このクルマは空気で送り出すシステムなので、途中でエアが漏れるようになってしまったのです。結局は電動ポンプ式に交換しました」

古いクルマに乗る以上、トラブルはつきもの。パーツ探しも難航するのは当然で、ネットオークションなどを中心に各車のパーツをくまなく探すが、それも現在は厳しくなっているそう。

「ありがたいのは、しっかりとメンテナンスしてくれる知人がいることですね。その方が面倒を見てくれるから、とても助かっているのは間違いないです」

U-550旧軽自動車ミーティングの魅力とは

では、別枝さんにこのイベントの魅力について伺ってみた。

「こういう地域に、これだけたくさんの当時の軽自動車が集まるって凄いことだと思うんです。今回私が気になったのは、ホンダ車ですね。ライフピックアップなんて生産台数が少ないのに、今日だけで7台も参加しているでしょ。他にはホンダZも空冷と水冷が並んでいたり。高知県や愛媛県って旧車を大切に乗るユーザーが多い地域なのは間違いないですが、こういう希少車がたくさん集まれるのは、とても楽しいですね」

なお、別枝さんはお住まいの地域からこの会場まで、約2時間ほどかけて自走で参加。下道をゆっくり、というよりも、どちらかといえば頑張って走ってきたそうだ。

「貨物車なので、ミッションはローギア設定ですから。一生懸命走ってきましたよ(笑)」

今回で2回目の参加だったが、このイベントには頑張って自走参加する大きな意義があるということを別枝さんの笑顔が物語っていた。

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