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「ミウラSVR」に「カウンタックLP400」などビッグスケールのランボが続々登場! 国産車も充実した京商の新作に目が離せません〈PR〉

「ミウラSVR」に「カウンタックLP400」などビッグスケールのランボが続々登場! 国産車も充実した京商の新作に目が離せません〈PR〉

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TEXT: AMW 米澤 徹(YONEZAWA Toru)  PHOTO: AMW 米澤 徹(YONEZAWA Toru)

ミニッツにはカローラレビンとハコスカレーシングが追加!

本格的な走る楽しさをもたせつつ、モデルカーとしても魅力的な「ミニッツ」シリーズからは新規金型で製作したトヨタ「カローラレビン」も登場。ボディはホワイト×ブラック、レッド×ブラックの2トーンパターンの、いわゆるパンダカラーがラインナップ。


ベースとなっているのは、四輪駆動シャシーにドリフト専用タイヤを装着した「ミニッツAWD」に、Syncro KT-531P送信機を組み合わせた「レディセット」。初心者でもこのセットだけで手軽にドリフト走行を味わえるが、送信機の操作に慣れメカニズムへの理解度も高まったら、実車さながらのチューニングを楽しむことも可能なのだ。

さらに同シリーズにはもう1台、日産「スカイライン2000GT-R(KPGC10)レーシング」も追加。伝説のレーシングドライバー、故・高橋国光さんが乗った2台のハコスカレーシングカーを再現しており、自宅の廊下で国さんばりのドリフト走行を決めながら遊ぶことができる。価格はいずれもレディセットで3万800円(消費税込)。

プロポーションにぐっときたフェーザーMk2シリーズ最新作

最後に紹介するのは、実車のフォルムを最大限再現したボディに、メンテナンス性を高めたシンプルなデザインのシャシーを組み合わせた「フェーザーMk2」シリーズ。1/10スケールの電動ラジコンカーの走りを純粋に楽しめるのが特徴だ。あらたに追加されたのは、1972年式マツダ「サバンナGT チューンドバージョン」だ。当時流行ったツーリングカーレースを模したストリート仕様のモディファイがされている。

まず驚いたのが、そのディテール。ボディはポリカーボネート製だというが、ダイキャストでもレジンでもないのにここまで精密に再現できている点だ。前期型の特徴といえる四角いラジエターグリルに丸目4灯のヘッドライト、大型のメッキバンパーに埋め込まれたウインカーレンズは、ラジコンカーとは思えない出来栄えといえる。
リアのスタイリングを見てもわかるように、CピラーにはGTのエンブレムが埋め込まれ、ボディサイドには「SAVANNA」の文字がある。

さらに、テールレンズのメッキトリムもフロント同様に再現されている。
流れるようなボディラインも美しくて見入っていると、京商の担当者は次のように話してくれた。

「ボディラインは金型の割り方によって変わるので、試行錯誤しました。エッジの立て方でクルマの見え方はかなり変わりますね。ここまで実車に近づけられたのは、マツダの協力もあってです。まずは多くの人にボディを見ていただきたいですね」


価格はレディセットが4万1800円(消費税込)。


さらにもう1台、1971年の東アフリカで開催されたサファリラリーで活躍した「ダットサン240Zラリー」も登場した。同車は初出場ながら総合優勝を果たすなど、日産としては前年の510型「ブルーバード」に続き2勝目をもたらした。こちらは神奈川県にある日産のヘリテージコレクションに展示されているエドガー・ヘルマン/ハンス・シューラー組が駆ったマシンを取材し製品化されている。

ボンネットには2灯のライトポッドに加えて、ラジエターグリルの前にも1灯追加されている。さらに助手席側のAピラーにも1灯追加されているが、じつはこちらは鹿よけ用のスポットライトで、コースを完全に閉鎖することなどありえない、野生動物が現れたりもする往年のサファリラリーでは必須のアイテムとなっていた。ちなみに別売のLEDユニットシリーズをライトバケットに装着すると点灯することができる。

ディテールばかり触れてしまったが、プロポーションにも注目だ。サファリラリーは、WRCの中でも異色の存在となる耐久競技だけにマシンの出で立ちも変わってくる。例えば、車高は高めにセットアップされ、タイヤもブロックパターンの大きなタイプ(新規金型で作成!)を採用している。この立ち姿も含めた再現力はマニア心をくすぐる。
価格はレディセットが4万8400円(消費税込)。


* * *

ここでピックアップし紹介したのは個人的に「いいな!」と思ったひと握りのアイテムばかりだが、画像ギャラリーには、本文中で紹介できなかった数多の商品を載せているのでぜひチェックしてほしい。今回、1台1台じっくり見て回ったが、あらためて感じたのは、京商ではスケールダウンをしたホビーを作るだけではなく、実車の魅力を限りなく盛り込んだアイテムを展開しているということ。こんな細かいところまで……! と思わせてくれるディテールには、ミニカーやラジコンカーを通じてクルマが持つ歴史や文化を知ってほしいという意味も込められているのではないだろうか。

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  • AMW 米澤 徹(YONEZAWA Toru)
  • AMW 米澤 徹(YONEZAWA Toru)
  • 1991年生まれの秋田県出身。15歳のときに上京し勉学に勤しむも、高校生時代から東京都内をカメラ片手に自転車に乗って、神出鬼没、車屋巡りをする日々を送る。社会人になり、その時に出入りしていた趣味系自動車雑誌の元編集局長に呼ばれ、交通タイムス社に入社、現在に至る。イタリア車が趣味の中核ではあるものの、クルマに関連する本やミニカーを集めまくる根っからの収集癖おさまらず……。古書書籍、ミニカー、これらの山の中で生活を続けている編集者。
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