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「ミウラ」「ディアブロGT」「カウンタック」が「ヴィラ・デステ」に登場!「エンジンサウンド賞」を受賞したのは…?

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TEXT: AMW  PHOTO: Automobili Lamborghini S.p.A.

ランボルギーニ カウンタック 25thアニバーサリー (1990年)

カウンタック 25thアニバーサリーは、アウトモビリ・ランボルギーニの25周年を祝うために1988年に作られ、最も多くの台数が生産されたカウンタックのバージョンである。1990年2月27日に出荷され、3月27日にロンドンのポートマン・ディーラーで納車されたカウンタック 25thアニバーサリーは、右ハンドルで生産された数少ない個体のひとつである。外装は「アランチョ1120106」(オレンジ)で、内装はシャンパン色である。この外装色は、最初のオーナーが最初のカウンタック、LP400と同じ色にしたいと希望したため、その色を再現し、初代車の車体番号を色に名付けたものである。したがって、この色のカウンタック 25thアニバーサリーは1台だけである。このクルマは非常に走行距離が少なく、レストアもされておらず、最近ポロ・ストリコによって認証された。

ランボルギーニ ディアブロGT (1999年)

ディアブロGTは80台のみが量産された。GTはGT2レーシングバージョンで使用された多くのソリューションを組み合わせ、驚異的な性能を持つ公道走行可能なクルマを作り上げた。したがって、1999年3月の発表時にディアブロGTが世界最速の量産車であったのも偶然ではない。ヴィラ・デステで展示されたディアブロGT(80台中6番目)は、1999年11月18日に出荷され、ミラノのオーナーに納車された。外装色はチタニウムシルバー、内装はアルカンターラブルーとカーボンファイバー製のウイングが特徴である。オプションの短いギア比(17/43)やカーステレオ、リアカメラの準備もされていた。このクルマは現在、ポロ・ストリコ・ランボルギーニによる認証プロセス中。ディアブロは初めてコンクールに出場し、ヴィラ・エルバで「BMWグループ・ラガッツィ賞」を受賞した。

AMWノミカタ

今回ヴィラ・デステに展示された4台のうち、1台はポロ・ストリコの認定済み車両、2台は認定作業中だという。このランボルギーニの「ポロ・ストリコ」とは社内のヒストリックカー部門で、車両のレストア、部品作成、認証などを行う。ランボルギーニのアフターセールスディレクターであるアレッサンドロ・ファルメスキ氏はこの部門が

「車両の現在のコンディションが最初に納車されたときのままであるかどうかを証明し、その歴史を再構築することができることも特筆に値する」

と語っている。コレクターであれば当時のオリジナルのコンディションはもとより、その個体が新車時に放っていた空気感まで価値のあるものなのであろう。「ポロ・ストリコ」は数十年の時をタイムスリップさせる部門である。

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