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熊本の漁港に「コスモスポーツ」や「ハコスカ」などが大集合! 地域活性化を目的として行われる「オールドカーフェスティバルinみすみ2023」とは

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TEXT: 酒寄俊幸(SAKAYORI Toshiyuki/gasgraphix)  PHOTO: 酒寄俊幸(SAKAYORI Toshiyuki/gasgraphix)

  • 歴代車両はどれも大人気のトヨタ ランドクルーザー。都会ではディーゼル規制でなかなか見ることができない40型も元気に来場
  • 美しく仕上げられた2ドアハードトップのトヨタ コロナ(3代目)。このイベントでは、オーナーの思いが込められた綺麗な車両が多い印象だった
  • 5代目の日産 セドリック(430型)は、外装、内装、エンジンルームと、チリひとつ無いほどにピカピカに磨き上げられていた
  • 2代目日産スカイラインでも、一般的な小型ファミリーセダンとして生まれた排気量1500ccのS50の現存車も参加。速さを追求したGT=S54系はそれなりに見かけるが、このグレードはかなりレア
  • サイズ感とルックスで子どもや女性からも人気だったトヨタ スポーツ800(通称ヨタハチ)
  • 美しく仕上げられた車両や当時のままの姿を残す希少車など、さまざまなクラシックカーが参加した
  • トヨタ コロナマークII(初代)のバンタイプ。足まわりを変更することで、オシャレな雰囲気が倍増していた
  • トヨタ カローラレビン(初代 TE27型)は、当時のラリーカーを意識したスタイルが印象的だった
  • VWタイプ1やカルマンギアをはじめ、欧州車も多数参加
  • 初代のマツダ コスモスポーツ(L10型)も、美しい個体が揃って参加
  • 走りを強調するスタイルが勇ましい、いすゞ ベレット1600スポーツ。2ドアではなく4ドアセダンがポイント
  • 1955年から1962年まで生産されていた初代のトヨペット クラウン。今でも続くクラウンの系譜は、ここからはじまった
  • 開催場所が漁港のため、数あるクルマイベントの中でも、魅力的な会場だった。2025年度は記念すべき10回目の開催となるので、イベント予告をお楽しみに!
  • ハイソカー、ネオクラと呼ばれる80年代の車両も参加しており、幅広い年代の車両を楽しめる1日だった
  • クラシックカーの定番といえば、通称ハコスカと30Zの2車種だ
  • 1994年にホンダから正式に発売された6輪キャタピラ仕様のアクティクローラ
  • 熊本空港を拠点に活動するNPO法人スーパーウイングスによるウェルカムフライトでイベントがスタート。4機のアクロバット飛行を見るだけでも、このイベントに来る価値は多いにあり
  • イベント開催中は海のピラミッドも開放されており、展望台から会場を眺めることも可能
  • 三角港にそびえ立つ2号待合所(海のピラミッド)と、子ども達に大人気だった巨大なくまモンフワフワ
  • 地元関係者などによるさまざまなブースも出展されていた
  • 地元や九州の特産品を味わえるケータリングブース。全てが美味しそうで、胃袋の限界チャレンジも可能!?
  • さまざまな催しものが披露されたメインステージ。このイベントでは好例の長渕つもり氏も登場
  • 地域創生に力を入れるヤマト運輸とソラシドエアが、企業ブースとして出展協力。どちらも子ども達に大人気だった
  • 自慢のコレクションをお披露目する参加者。好きなクルマに対するアピールも、こういったイベントでは重要
  • 美しい当時のままの姿のクルマから個性的なカスタムカーまで、多種多様なクラシックカーが集合
  • 最新かつ現役バリバリの働くクルマも大集合。乗り物というカテゴリーのなかで、クラシックカーとともにイベントを盛り上げていた
  • 三角東港広場での開催のため、展示車のすぐ隣は海。船とともにクラシックカーが並ぶ姿が、このイベントの特徴

漁港で開催される町おこしイベント

日本の各地では、1年を通してさまざまな町おこしイベントが開催されています。熊本県宇城市三角町では、「昭和のクルマと共に、昭和のノスタルジックな1日を楽しみましょう!」というテーマのもと、「第8回オールドカーフェスティバルinみすみ2023」を開催。地元の人だけでなく他エリアからの来場者にも愛されるイベントの秘訣とは?

子どもからお年寄りまで盛り上がるクラシックカーイベント

JR三角線(あまくさみすみ線)の三角駅を降りた目の前が、会場となる三角東港広場だった。真っ先に目に飛び込んできたのは、巻貝のようないでたちで佇む、海のピラミッドと呼ばれる三角港2号待合所。そして、その真横の芝生の広場には、巨大な「くまモン」が来場者をお出迎えしていた。

今回訪れた「第8回オールドカーフェスティバルinみすみ2023」は、熊本県宇城市三角町の地域活性化を目指して、「クラシックカーとともに昭和の日を楽しもう」という試みで2013年よりスタート。第8回目は、本来であれば昭和の日にちなんで2023年4月29日の開催を予定していたが、荒天により11月19日に順延しての開催となったのだ。

主催は、地元有志によるオールドカーフェスティバルinみすみ実行委員会によるもの。車両の展示だけではなく、NPO法人スーパーウイングスによるデモ飛行、地元の婦人会や商工会、各飲食店が参加し、地元の食材を使った料理や自慢の特産品を提供するケータリングなどが振る舞われた。同じく会場横の鮮魚店協力による魚の掴み取り大会も。ソラシドエアとヤマト運輸も出展した。

メインステージでは地元の三角小学校吹奏楽部の演奏、当イベントでは定番となっている長渕つもりショーなど、1日を通して来場者が楽しめる内容となっているのが印象的だった。

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