国産旧車を中心に各国のクラシックカーが楽しめる
この第8回開催分は順延開催ということもあり、常連さんによると通常時よりも参加台数は少なめだったそうだ。しかし、1桁ナンバーのまま大切にされてきたであろう車両や、本州最南端の鹿児島から参加された方など、九州の各地からいろいろな車両が集まっていたのが印象的だった。
展示車両はクラシックカーだけに留まらず、ヤンマーアグリジャパンの協力によるトラクターなどの最新の働くクルマから、地元有志による消防車や救急車などの現場でバリバリ働くクルマも登場。乗り物という広い括りのなかで古き良き懐かしい車両から、普段は注目されなくても、日常生活に密着した生活に欠かすことのできない乗り物が一堂に並んでいた。
このイベントは地域活性化を目的として地元からの参加者はもちろん、来場者に対してこの宇城市三角町という土地を知って、楽しんでもらえるよう努力していることを実感。
運営も実行委員会だけではなく、地元の宇土高校の学生ボランティアとともに作り上げる、正真正銘の地域密着型イベントだった。2024年4月14日には第9回が開催され、次回はいよいよ記念すべき10回目の開催を迎える。実行委員会より正式な告知が出るまで、お楽しみに!