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ダイハツ「アトレー」がタフなサバイバー・キャンパーに! 青森発「ノースハンター」はド派手ペイントはライフルで撃たれないため!?

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭(SATO Kei)

  • ベッドを展開すれば大人が足を伸ばして快適に眠れる空間が出現。ルーフには読書も苦にならない明るさのダウンライトが装備される
  • 限られたスペースを有効に活用。ルーフに取り付けたクロスパイプとトレーを使えば、窮屈さを感じずに釣竿などの長物も収納できる
  • サイドウインドウを滑り出しタイプに。周囲にはラプターライナー塗装を施したパネルを装着し、ワイルドなイメージに仕上げている
  • 換気しつつ虫などの侵入を防ぐ、アコーディオン式の網戸。滑り出し窓のおかげで雨も入りにくい。梅雨や夏の車中泊で重宝する装備
  • 通気性がよく居住スペースも収納スペースも確保されたルーフテント。展開と収納も簡単で車中泊のハードルを引き下げてくれる
  • リフトアップは3インチでフロントは車高調整式、ダンパーはビルシュタイン製をチョイスした。高さを感じさせない走行安定性が魅力
  • 直線を基調としつつ立体感も持たせたオリジナルのバンパー。デイライトを内蔵しフロントグリルを含めラプターライナー塗装も施す
  • ドレスアップと擦り傷の防止を両立する、ドアミラーとサイドバイザーのラプターライナー塗装。サバイバーの名に相応しいカスタム
  • ルーフテントを載せたハードカーゴの前方にIPFのワークライトが8つ並ぶ。他にも要望があればサイドオーニングの装着なども可能
  • リアにはボールマウント式のヒッチメンバーを装着。軽自動車が牽引できるカーゴトレーラーを使えば遊びの幅はさらに広がるはずだ
  • ダイハツ アトレーと「ノースハンター」コンプリートカーの双璧をなすスズキ エブリイ。スペックや価格はドキ商会のウェブサイトで確認してみよう
  • タイヤは定番のトーヨー・オープンカントリーR/Tで165/80-14。舗装路でも未舗装路でも優れたグリップを発揮し安心感を与えてくれる
  • 一般的なルーフラックであれば取り付けのベースは4本足だが、ルーフテントは約80kgもあるため6本足に変更し強度を確保している
  • 軽バンや軽トラックのカスタムモデルが並ぶなか、そびえ立つルーフテントと蛍光色のボディが目を引いた「ノースハンター」の2台

厳しい自然のなかで生きる力強さを具現化

近年のアウトドアブームの中で、軽キャンパーのカスタムも急速な進化を遂げています。ダイハツ「アトレー」をベースとした「ノースハンター」は、リフトアップと迫力のバンパー、それに多数のオプションを満載していますが、どの要素もカッコだけではなく、実用性に基づいているといいます。青森のビルダーによるこだわりの内容とは。

ノースハンター サバイバー・エディションの名に込められたテーマ

2024年4月27~28日に夢メッセ宮城で開催された、東北カスタムカーショー2024。アウトドアや車中泊ブームを追い風にSUVの展示も多く見られたが、とくに目を引いたのはグリーンの車体にルーフテントを載せたダイハツS700系「アトレー」だ。

製作したのは青森県から実用性と遊び心を両立するカスタムを発信する「ドキ商会」で、北の大地で力強く生き抜く狩人をモチーフに「ノースハンター」と名付けられている。サブネームに冠した「サバイバー・エディション」が示すとおり、すべてのカスタムとパーツの選択は強靭さや生存性がテーマだという。

例を挙げればビビッドなボディカラー。ハンターは動物と間違われて誤射されるのを防ぐため、目に付きやすい蛍光色のウェアを好む傾向がある。またエッジが効いたオリジナリティあふれるデザインのバンパーは、軽量なFRPを使いつつ強度に配慮しラプターライナー塗装まで施す。

さらに足まわりはオフロード系カスタムの老舗、北海道の4WDサービスパドックと共同開発。テントなどの架装でノーマルより大幅に車重が増えることを想定し、リフトアップによる走破性とロールを抑える走行安定性に加え、ロングドライブでも同乗者がリラックスできる乗り心地を実現した。単に車高を上げるだけの足まわりとは一線を画した性能で、構成パーツは信頼できる日本製にこだわった点も見逃せない。

快適な車中泊に欠かせないベッドキットは、ATV群馬に特注したこだわりの一品だ。収納や展開に手間がかからないのは当然として、適度な厚さと硬さは車内であることを忘れさせる。GIワークス製のルーフテントと併用すれば、4名が窮屈さを感じずに就寝することが可能。

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