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キャデラックの新型EV「オプティック」は300馬力で約850万円から。「ラグジュアリー」と「スポーツ」の2つのトリムで勝負します

キャデラックの新型EV「オプティック」は300馬力で約850万円から。「ラグジュアリー」と「スポーツ」の2つのトリムで勝負します

投稿日:

TEXT: AMW  PHOTO: GM Japan

若々しくスポーティで革新的なインテリア

キャビン内は、ハイテクで快適、そしてつながりを感じられるようにデザインされ、広々としたラグジュアリーな車内は快適な空間に仕上げられている。セグメント最高の荷室容量と2列目の広さを実現した。さらに、キャデラックのラグジュアリーに独自の解釈を加えたオプティックのインテリアには、イルミネーションや装飾が施され、直感的に操作できる車載テクノロジー機能が搭載された。従来のキャデラックのラグジュアリースタンダードを活かしつつ、若々しくスポーティなインテリアは革新的で、表現力豊かなディテール、統合されたテクノロジー、居心地の良いインテリアは、ドライバーに真の没入感をもたらすに違いない。

オプティックのパターン入りアクセントファブリックは、100%リサイクル素材から作られた糸で織られており、ペーパーウッド材は、チューリップ材と新聞のリサイクルペーパーを同量ずつ使用するなど、環境に配慮した素材が採用されている。ほかに、9K解像度で10億色以上を投影する33インチのLEDディスプレイや、19スピーカーのAKGオーディオシステムとDolby Atmosを標準装備するなど、ラグジュアリーSUVに相応しい装備が充実。さらに、安全性能・運転支援技術ともに申し分なく、スーパークルーズドライバーアシスタンス技術の搭載や、先進的なレーダー、カメラ、超音波センサー技術により、より広範囲で詳細な視野や視界、センシング、モニタリング機能が強化されている。

ラグジュアリーとスポーツの2タイプが用意される

グローバル・キャデラックのバイスプレジデントであるジョン・ロスはこのニューモデルについて次のようにコメントした。

「キャデラックは、つねにアメリカン・ラグジュアリーを定義してきましたが、オプティックは、キャデラックの大胆な革新的精神が、EVの未来へと前進していることを示す一例です。過去5年間で、キャデラックは世界で約100万人の新規顧客をファミリーに迎え入れ 、北米における若年層の購入比率は5%上昇しました 。今後10年以内に全車電動化のポートフォリオを提供することを目指す私たちにとって、オプティックは、ラグジュリーを求めるお客様をキャデラックに惹きつける重要なゲートウェイとなるでしょう」

オプティックは、ラグジュアリーとスポーツの2つの特徴的なトリムを用意され、カスタマーは自分の個性や好みに合ったモデルを選択することができる。推定価格は、デスティネーション・チャージ込みで5万4000ドル(米国内販売価格。邦貨換算約850万円:2024年6月3日時点の為替相場。税金、権利証、ライセンス、ディーラー手数料を除く)からで、最終価格はディーラーが設定する。オプティックの生産は2024年秋後半に開始される予定となっている。

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