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日産R33「スカイラインGT-R」と20年! R35「GT-R NISMO」を増車することになった理由は「MTを操っている感が味わえないから」

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TEXT: 山崎真一(YAMAZAKI Shinichi)  PHOTO: 清水良太郎(SHIMIZU Ryotarou)

  • GT-R NISMOのフロントマスク
  • 2014年式日産R35型GT-R NISMO:インテリアも基本的にはノーマル
  • 2014年式日産R35型GT-R NISMO:石丸さんお気に入りのNISMO専用バケットシート
  • 2014年式日産R35型GT-R NISMO:NISMO専用エンジンはノーマルを維持
  • 2014年式日産R35型GT-R NISMO:迫力ある造形と赤い差し色がNISMOの証
  • 2014年式日産R35型GT-R NISMO:大型リアウイングもNISMOの証
  • 2014年式日産R35型GT-R NISMO:NISMO専用のブラックホイールが精悍な印象を与える
  • 2014年式日産R35型GT-R NISMO:高性能な大径ブレーキを備える
  • 2014年式日産R35型GT-R NISMO:フロントグリルに輝くNISMOのエンブレムが誇らしげ
  • 2014年式日産R35型GT-R NISMO:リアウイングの翼端板は空力を追求した形状に
  • 2014年モデルのR35 GT-R NISMOが石丸さんの愛車
  • 2014年式日産R35 GT-R NISMOのオーナーである石丸 尚さん

せっかく買うならNISMOがいい!

日産を代表するスポーツカー、日産「GT-R」を得意とするチューニングショップには、個性的なオーナーと愛車が訪れます。三重県にある「CREWCH(クルウチ)」もそのひとつ。同店に通うオーナーたちのなかから、走行距離わずか5000kmという極上のR35 GT-R NISMOを手にした石丸 尚さんをご紹介します。これまで乗っていたR33を手放すことができず、まだ所有している理由とは?

R33とは異なる楽しさや魅力があるものの……

初代トヨタ「MR2」から始まったカーライフ。次のR32型GTS-tタイプMで日産「スカイライン」のよさに目覚め、そしてR33型「GT-R」へとステップアップした石丸さんが、R35型GT-Rに興味を惹かれたのは約6年前のこと。買うならNISMOと思い、ディーラーに出向くも、新車の枠がいっぱいで購入することができず。

ならば、中古車でと探し始め、見つけたのは走行距離わずか5000kmの2014年モデルだった。本物を見てみたいと足を運び、新車のような個体を見て購入に踏み切ったそうだ。

MY14 GT-R NISMO

「とにかく圧倒的な速さと高速道路での安定性の高さに驚きました。R33も吸排気系に手を加えて満足していましたが、もはや別次元。シートのサポート性も高く、世代の違いをまじまじと感じさせられました。ただ、魅力という意味では別のベクトルで、最初R33は降りようとも考えましたが、マニュアルトランスミッションの操っている感はR35では味わえません。あと、20年間付き合ってきた愛着もあり、結局R33はナンバーを切って、自宅の車庫に保管することにしました」

趣味のクルマであることはR33と変わらないが、大きく変わったのは同じGT-Rに乗る仲間ができたことだ。

「R33のときはサーキットに出かけることもありましたが、何をするのも基本ひとりでした。なので、年齢を重ねるごとに車庫にいる時間が長くなりつつありましたが、R35に乗り換えてからはCREWCH主催のツーリングに誘われ、定期的に参加。GT-Rに乗るオーナーと出会い、言葉を交わすことが今では楽しみのひとつです。なので、CREWCHさんには感謝していますね」

少しずつカスタマイズにも興味が湧いてきた

性能的にはノーマルで十分、手を入れるところはないと思っていたそう。だが、ツーリングに参加してカスタマイズされた車両の排気サウンドを聞いて、交換してみたい、という気持ちも芽生えてきたそうだ。

「GT-Rは乗っても楽しいですが、所有するだけで気持ちが満たされるクルマだと思います。ガレージにあるだけでもいいな、となりますね。とくにR35 NISMOはリアウイング翼端板やリア両サイドがやや後方まで延ばされたリアバンパーなど、速さを極めるために仕立てられた独自の造形がなんとも言えず魅力的。いつ眺めてもカッコいいな、と惚れ惚れします」

R35とR33の2台が格納される倉庫はR35購入と同時にシャッター付きに改装した。

「R33だけのときは気にならなかったのですが、なんか心配になってきて」

と石丸さんは語るが、これはGT-Rをより大切にしたい思いが高まったことの表れ。R35もR33同様に末永く愛されていくことだろう。

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