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ウクライナ発の高性能オイル添加剤「XADO」は現在の戦禍のなかでもどうして日本へ供給できる?「GR86/BRZカップ」でもサポートしてます

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭(SATO Kei)

  • 2024年2月に開催され注目を集めた大阪オートメッセ2024を皮切りに、今後も全国各地のイベントに積極的に出展するとのことなので期待しよう
  • XADO製品が大ブレイクするきっかけとなったEX120シリーズ。ブースではすべてのアイテムがお買い得なイベント価格で販売された
  • レビタリザントEX120のギヤ用。ATを除く大半のトランスミッション、トランスファーやLSDに使える。ギヤの入りが改善したとの声も多数
  • レビタリザントEX120のガソリンエンジン用。加速性能の向上/振動やノイズの軽減/燃費アップなど、1本でさまざまな効果が得られる
  • レビタリザントEX120のディーゼルエンジン用。燃費の向上や耐用年数のアップは、走行距離が多くなりがちな商用車にもピッタリだ
  • レビタリザントEX120のATF用。一般的なATの他、CVTやティプトロニックなどあらゆるオートマチックミッションに適合する
  • GR86/BRZカップのレース車両と、ステアリングを握る上杉祥之選手。次戦は2024年6月16日に大分県のオートポリスにて開催される予定だ
  • 東北660シリーズでもすっかりお馴染みとなったXADO。クルマにとって過酷な環境のサーキットでは特に効果を実感しやすいはずだ
  • 今シーズンのボンネットはレーシングスーツ姿にイメチェン。またボディの左右で表情が異なるので見かけたら全方位から撮影しよう
  • 2022年2月24日に始まったロシアのウクライナ侵攻。1日でも早く平和が訪れ、安心して暮らせる日々が戻ることを願ってやまない

ウクライナのケミカルブランド「XADO」が東北のイベント初出展

世の中には多種多様なオイル添加剤が流通していますが、近年、レースを楽しむ人たちを中心に知名度が急上昇しているのがウクライナの「XADO(ハドゥー)」です。その人気の秘訣を解説するとともに、戦争中でも生産は大丈夫なのか、気になる状況を聞いてみました。

軽自動車レース「東北660シリーズ」の参加者からも好評

オイルの性能をフルに引き出してポテンシャルを高めつつ、エンジンやトランスミッションのトラブルを防ぐ効果も持つ添加剤。数え切れないほど多くのアイテムが市場に流通しているなか、人気と知名度を急上昇させているブランドが「XADO(ハドゥー)」だ。

1991年に創業したウクライナの企業で自動車用を筆頭に、工業機械用など様々なジャンルに向け商品を展開している。モータースポーツを通じてのPRも積極的に行っており、近年では軽自動車のレース「東北660シリーズ」をサポート。そんなXADOが2024年4月27~28日に夢メッセみやぎで開催された、東北カスタムカーショーで東北地方のイベント初出展を果たした。

初めて名前を耳にした人に向けて改めて説明させてもらうと、XADO製品に共通のコンセプトは金属表面を改質すること。金属が摺動して摩耗する面にセラミックメタル系のコーティングを施し、長寿命化や高効率化を促進させ、結果として省エネルギーにも貢献する。

中東やアフリカを中心に世界では重機用や発電機タービン用も好評だが、日本での人気に火を付けたのはトランスミッションやデフなどギヤ用の添加剤だ。レースの予選で入らなくなったギヤが添加剤だけで復活した、なんてエピソードは東北660シリーズの参加者からも耳にする。

輸入と販売を手がける丸井商會の丸井邦裕専務によると、自動車に使う「レビタリザントEX120」シリーズには、ギヤ用に加えエンジン用/ATF用/燃料用などがあり、レースやサーキット走行に最適なことはもちろん、普段の街乗りでも大いに恩恵を受けられるという。

もうひとつのオススメは「1ステージ」シリーズ。レビタリザントEX120が真価を発揮させるため3段階の施工を推奨しているのに対し、1ステージはネーミングのとおり、わずか1回の施工で済むためさらにお手軽感が高い。

GR86/BRZカップでもレースカーをサポート

ブースではこれらの各製品をイベント特別価格で販売し、併せてサポートするレースカーの展示も行なった。上杉祥之選手がドライブするトヨタ「GR86」は仙台発のバーチャルアイドル、大森杏子(おおもり あんこ)のカラーリングが施された公式痛車として知られている。レーシングチームとしての本拠地は関西の鈴鹿サーキットだが、GR86/BRZカップは宮城のスポーツランドSUGOでも開催されており、東北のレースファンにとっても馴染みが深く大勢のファンがブースを訪れた。

なおXADOの生まれ故郷であるウクライナは、知ってのとおり今もロシアの侵攻を受けているが、生産や流通の拠点は国外にいくつも存在しており、販売に対する影響は皆無といっていいそうだ。

サーキットでの速さやトラブル回避に加え、エンジンやミッションの耐久性アップなど、多大なメリットを享受できるXADO製品。近くに取り扱い店がなければインターネットでも購入できるので、世界中で高く評価されるケミカルをぜひ自らの愛車で味わってみよう。

■丸井商會
https://www.marui-shoukai.com/xado/

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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