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公募前に満員御礼!「WRCラリージャパン」の名所をラリードライバー勝田範彦選手と巡るツアーは超プレミアムイベントでした

下山地区でもっとも有名なスポットとなった熊野神社で記念撮影

三河湖SSの周辺で開催

2024ラリージャパン開催まであと半年となった2024年5月18日(土)、一般社団法人ツーリズムとよたが主催するバスツアー「ラリードライバー勝田範彦選手と巡る『WRC三河湖SS満喫日帰りツアー』」が、愛知県豊田市にある三河湖周辺で開催されました。いったいどんな旅路となったのでしょうか。

ファンにとっては垂涎の超プレミアイベント!?

このツアーは、ラリージャパンとそのプレイベントで使われた「三河湖SS」を、じっくりと堪能しようという非常にマニアックな体験である。主催するのは一般社団法人ツーリズムとよたで、豊田市内の観光スポットに焦点を当ててさまざまな企画を行っている。実際にWRCラリージャパン開催時には観戦ツアーを企画している。今回は地元の「しもやまラリー実行委員会」の協力を得て開催が実現した。

そして、このツアーでゲストとして解説をするのが、LUCK with ROOKIE Racing RALL TEAMの勝田範彦選手である。

バスツアーは、JAF中部・近畿ラリー選手権 第1戦「豊田しもやまラリー2024」が開催される週末、2024年5月18日(土)に設定された。そのHQ(ヘッドクオーター)が置かれている「まどいの丘」に出向き、勝田範彦選手からラリーに関する基本的な講座が行われた。

そして「豊田しもやまラリー2024」を主催するモンテカルロオートスポーツクラブの勝田照夫代表も加わってサービスパークをまわり、現場の状況などの解説を行った後、バスで移動となった。実際に勝田選手がバスに乗り込み、2台のマイクロバスでWRCの三河湖SSのルートを走行。バスの走行中は自身が作るペースノートに入れ込む情報を読み上げていったり、実際に参戦した勝田選手ならではのさまざまなエピソードも盛り込まれ、車内は大きな笑いが時おり起こる楽しい時間となった。

さらに三河湖SSの名所めぐりの一環で、ラリージャパンの象徴的なポイントとして全世界に発信された熊野神社や「MIKAWAKO」モニュメントなどは、バスから降りて徒歩で巡る時間まで用意された。

そして、三河湖SS内にあって、一部の熱心なファンにはWRCが見られる旅館として人気となっている湖畔の食事処「三河路」で勝田選手との夕食会が行われ、最後にはお楽しみ抽選会も開催された。

このツアーはツーリズムとよたのメルマガでの告知により、一般に公募されることもなく定員に達してしまった。そのためこのツアーの参加者はじつに濃いラリーファンばかりだった。参加者は県内が中心だったが、なかには関東・関西からの参加者もいた。

今回参加した鈴木美香さんのグループは4名で参加。感想をこう語ってくれた。

「ラリーの現場に行くと、なかなか声を掛けづらいということもあって、選手とこうして半日じっくりと過ごすってことあまりないですし、とくに範さんのイベントってあまりなかったのですごく良いイベントでした。夕食会の料理もすごく美味しくて、それでいてお値打ち価格でした。2台のバスに分乗してコースを巡りながら、イヤホンで範さんの解説が聞けたのもよかった」

実際のラリーウィークではなく、じっくりと時間をかけてSSの舞台を楽しむことができる今回のような企画を、他でも開催してもらいたいものだ。

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