サーキットを走り込んで開発したオリジナル車高調を装備
それではティークライムの新藤代表が自ら走り込んで開発したサクシードのオリジナルパーツや、壊さずに走るためのチューニングを紹介しよう。エンジンは先に書いたとおりのターボ仕様で、吸排気系を変更しインタークーラーは前置きに。ターボによる熱量の増加と高回転を多用するサーキットに備え、ラジエターは厚さ16mmしかない純正から35mmのアルミ製に変更し、オーバーヒートの不安なく全開でアタックできるようになった。
パワーが上がったことでブレーキも13インチから14インチにサイズアップし、足まわりは自ら走り込んでセットアップしたオリジナル車高調を装着する。タイヤや走りに合わせてスプリングは硬めにセットし、現在は前後とも14kg/mmに落ち着いているとのことだ。
他にもキャンバープレートやリアのバンプストッパーを始め、サクシード&プロボックスを研ぎ澄ますためのパーツが満載。今後はリンクECUを使ったセッティングなど、制御系をメインにより突き詰めていくという。
なおコンディションのいい中古車は以前よりだいぶ減っているが、ティークライムでは全国にネットワークを広げベース車両の販売から、サーキット仕様のチューニングを施しての納車までお任せできる。普段は仕事や日常の足として使いながら、休日になれば荷物を下ろしてサーキット。パワフルなターボなら普段の使い勝手も向上するし、サクシード&プロボックスは最高のオールラウンダーかもしれない!?