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ガソリン高騰、長引く円安…「赤信号に引っかからない速度調整」「エアコンは25度」などで少しでも燃費をよくして家計の負担を減らしましょう

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TEXT: 藤田竜太(FUJITA Ryuta)  PHOTO: AMW

  • 1台でも多くのクルマが1回の青信号で進めるように配慮することが必要だ
  • 普通自動車がアイドリング時に消費する燃料の量は10分間あたり140ccといわれている
  • なるべくアクセル一定で走れるようにしたい
  • 適正値より50kPa低いと、市街地で2%、郊外で4%燃費が悪化すると言われている
  • 市街地のストップ&ゴーが燃費を悪化させる

少しの気遣いが大きく影響する

ガソリン価格が高騰し、少しでもガソリンを節約したいと思っている方も多いと思います。最近のクルマには「ECOモード」がありますが、ドライバー側にもある程度の知識とテクニックが必要です。燃費の向上はごく当たり前と思われるようなことでも、やるとやらないとでは大違い。地道な努力の積み重ねで結果は大きく変わってくるものです。改めてエコな運転とはどういうことなのか、見直していきましょう。

燃費節約運転の仕方とは?

歴史的な円安が長引き、ガソリンの高値も続いている。自国通貨の価値を下げて、中長期的に経済成長を遂げた国が存在しないことは歴史が証明しているが、個人ができること、自動車ユーザーが出来ることは限られていて、きちんと選挙に行くことと、一層の燃費節約運転に徹するしかない。今回はいますぐにでもできるエコ運転の仕方をお伝えする。

できるだけ止まらないこと

走行パターン別燃料消費比率を見ると、約4割の燃料が発進時に消費されているのがわかる。とくに市街地のストップ&ゴーが燃費を悪化させるため、信号が青になったら素早く発進し、1台でも多くのクルマが1回の青信号で進めるように配慮することが必要だ。さらに信号に差し掛かったとき、進行方向の歩行者用の青信号が点滅しているようなら、少々ペースアップしてでも、赤信号に引っかからないように速度を調整することが肝要だ。

巡航時はアクセル一定

巡航時は先の状況をよく見て、無駄な加減速をなくすのがポイント。車間距離も詰めすぎないようにして、自分もできるだけブレーキを踏まない、後続車にもブレーキを踏ませない、いわゆる渋滞吸収運転で、なるべくアクセル一定で走れるようにしたい。

車間距離が短いために、前走車に合わせて、速度が少しでも変わると減速・加速を繰り返す波状運転になると、市街地で2%、郊外で約6%も燃費が悪化するといわれている。

減速時は早めにアクセルオフ

赤信号などで止まることがわかっている場合、停止位置を予測して、早めにアクセルから足を離して、フューエルカットを活用する。レースでも使うテクニック、「リフト&コースト(アクセルをオフにした状態「lift off」で、惰性で車を走らせる「coast」こと)」の応用で、上手く使えば2%ぐらい燃費が改善する(走行パターン別燃料消費比率の8%が減速時)。

渋滞を避ける

渋滞もエコドライブの大敵。所要時間60分のルートで、渋滞のため通常より10分多く時間がかかったとすると、約17%燃料消費量が増加する。渋滞予想を調べ、出発時間をずらしたり、ルートを変更したりして、渋滞を避けることも、節約運転の大事な要素となる。

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