サイトアイコン AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

六本木ヒルズがイタリア一色に! マセラティやアルファ ロメオも展示された日本最大級イタリアンフェスティバル「Italia, amore mio!2024」とは

アルファ ロメオ トナーレ プラグインハイブリッドQ4:モントリオール グリーンが美しい

日本最大級イタリアンフェスティバルへ潜入

2024年5月25日(土)〜26日(日)に開催された日本最大級イタリアンフェスティバル「Italia, amore mio!2024」は、クルマをはじめグルメやライブなど、コンテンツ盛りだくさんの内容でイタリアの文化を楽しめるイベントでした。8年ぶりに六本木ヒルズで開催され、3万5000人が来場したイベントをレポートします。

アルファ ロメオとマセラティが華を添える

夏のような日差しが降り注ぐ週末に足を運んでみたのは、東京の六本木ヒルズ。2024年5月25日(土)〜26日(日)に日本最大級イタリアンフェスティバル「Italia, amore mio!2024」が開催され、本場イタリアを感じる多彩なコンテンツや展示を堪能してきました。

2024年のテーマは「DREAMS」。「夢を持つ全ての方へ、すてきな夢をかなえる機会をもたらすイタリアの魅力を伝える」というメッセージが込められています。

イベント会場はイタリアの名所にちなみ、4つのエリアに分けられていました。AMWの取材班が最初に向かったのは、大屋根プラザに位置する「PIAZZA PORTOFINO」。ここではメイド イン イタリーのラグジュアリーカーや高級ヨットブランドなどがメインに展示されていました。

「LUXURY SQUARE ALTAGAMMA 」と称したブースを展開していたのは、イタリアの文化とクリエイティブ業界をリードする企業が集まって1992年に創設されたアルタガンマ財団。ブースではメイド イン イタリーのラグジュアリーな世界観を体感でき、マセラティやアルファ ロメオなどのクルマが見られました。ちなみに本財団には、ファッション業界ではボッテガ・ヴェネタやグッチなど多くのブランドが名を連ねていて、2023年10月4日に日本支部となる「アルタガンマクラブ東京」を設立したことでも話題になっていました。

アルファ ロメオからは、四つ葉のクローバーがあしらわれた特別な「ジュリア クアドリフォリオ」と、モントリオール グリーンが美しい「トナーレ プラグインハイブリッドQ4」。マセラティからはミドルクラスSUV「グレカーレ」、ネットゥーノ・エンジンを搭載した「グラントゥーリズモ」が展示されました。イタリア車の気高さを体現する優美な佇まいのクルマたちに惹きつけられるようにして、来場者がしばし足を止めて眺めている姿も見られました。

本格的なイタリアンメニューのキッチンカー

六本木ヒルズアリーナに位置する「PIAZZA GENOVA」へと場所を移すと、現地のローカルな市場のような雰囲気。イタリアでもっともポピュラーなパスタのバリラは各SNSをフォローするとくじ引きでオリジナルグッズがもらえました。目の前でタオルや小物にオーダー刺繍してくれるお店、光沢のある生地で鮮やかな色が美しいコモ産シルクのお店など、イタリアの空気感たっぷりなブースに心が踊ります。

個人的にこのイベントで何よりも楽しみにしていたのが、キッチンカーの出店。事前に、「Italia, amore mio!2024」の発表会で本格的なキッチンカーが多数出店すると聞いていたので、とても楽しみにしていたのです。

シチリアとナポリの名物料理として知られるライスコロッケの一種のアランチーノ、ピザよりもヘルシーなピンサソリージ、そしてオリーブのフライ。ピンサは最近イタリアでもブームになっているそう。

また、六本木ヒルズアリーナのステージではイタリアの人気アーティスト「カール・ブレイブ」や「マウリツィオ・マストリーニ」、日本人アーティストからは「サニーデイ・サービス」も登場してライブで楽曲を披露。ほかにも照明デザイナーの石井幹子氏やアーティストの奥田雄太氏らも登壇してトークショーを繰り広げました。

芝生の上でくつろぎながら、六本木でイタリアンな休日を来場者はそれぞれ楽しんでいるようでした。とくにこの日は風が強く、マセラティの車名に由来する地中海の局地風──ボーラ、ミストラル……などを連想してしまうのは、完全にイタリアに染まってしまったということでしょうか。次回の開催が楽しみです。

モバイルバージョンを終了