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ラリー界で元アスリートたちの存在感が上昇中! オリンピック金メダリスト清水宏保選手がふたたび全日本丹後にチャレンジ

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)

  • 走り出しのSS1「Oouchi Reverse(4.56km)」で3分47秒3だったが、同じコースを走るSS4では3分46秒7とタイムアップ
  • 清水選手がステアリングを握るのは、「No.59 エムリットヤリス」。JN-5クラスで戦っている
  • レグ2「Oouchi(4.84km)」では、、SS5では4分30秒4だったタイムが、SS8では4分05秒2と大きく向上
  • 初日は好天に恵まれ、天橋立もきれいに見下ろせたたラリー丹後だったが、2日目は時折小雨が降る中での戦いとなった
  • 着実にラリードライバーとしてのスキルを上げていっている清水選手
  • 今回3度目のペアとなった清水宏保・美野友紀組

スピードスケート金メダリストがラリー参戦14戦目、実力も向上

全日本ラリー選手権の第4戦が京丹後市周辺で開催されました。全8戦が予定されている全日本ラリー選手権の2024シーズンは、早くも前半戦を終了したことになります。この京丹後での1戦に、2023年に全日本ラリー・デビューを果たした元スピードスケート選手の金メダリスト、清水宏保選手が再び挑戦しました。ラリーストとしてもどんどん成長しているようです。

順調にラリードライバーとしてのキャリアを積み上げる

全日本ラリー選手権第4戦「YUHO RALLY TANGO supported by Nissin Mfg」が、2024年5月10日(金)~12日(日)の3日間にわたって京都府京丹後市周辺で開催された。ここ京丹後で全日本ラリーに2年連続で参戦するのは、「MUSCLE RALLY(マッスルラリー)」の清水宏保選手だ。今回も美野友紀選手をコ・ドライバーに迎えて「No.59 エムリットヤリス(JN-5クラス)」で、2度目の丹後ラリーとなった。

清水選手は、ご存じの通り長野オリンピックで金メダルを獲得している元スピードスケート選手である。2010年にスケート選手として引退した後は、ネッツカップなどのワンメイクレースに出場するなどモータースポーツの経験はあるものの、ラリーについては2021年のToyota Gazoo Racingラリーチャレンジ(以下:ラリチャレ)渋川伊香保戦に参戦したのがラリー競技デビューとなる。翌2022年はラリチャレの5戦に参戦をし、2023年6月には「ラリー丹後」で全日本ラリー選手権にデビュー、そしてWRCラリージャパン2023にも出場し、順調にラリードライバーとしてのキャリアを積み上げてきている。

この清水選手が参戦するチーム「MUSCLE RALLY」は、ほかにも元フィギュアスケート選手である小塚崇彦選手が、このチームからラリチャレに参戦しており、さらに2024年4月には元スケート・ショートトラック選手の寺尾 悟選手も同チームからラリー競技およびラリチャレ・デビュー。アスリート系の選手を擁しているチームとしてラリー業界で存在感を高めている。

今回の丹後戦は直前でリエゾン区間の使用の同意が得られず、丹後縦貫林道の成相線のステージの使用を断念。さらに1日目の角突山線を行って返るSS2 Tsunotsuki、SS3 Tsunotsuki Reverseという設定がされていたが、SS3で山火事が発生。ラリー2日目に角突山線では現場検証が行われたため、SS2とSS3で使われたステージをそのまま利用するSS6およびSS7がキャンセルとなってしまった。結果2日目は、SS1およびSS4で使用した「Oouchi Reverse(4.56km)」の大内線を逆に使用するSS5およびSS8の「Oouchi(4.84km)」の2本での競技となった。

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