アストンマーティンがインテリアを手がけるレジデンスを発表
アストンマーティンは、同社がインテリアを手がけるレジデンス「ジ・アステラ インテリアズ・バイ・アストンマーティン」が、アラブ首長連邦のアル・マルジャン島に建設されると発表しました。開発総額は9億アラブ首長国連邦ディルハム、つまり日本円で約380億円で、アストンマーティンのデザインチームが中東地域の不動産開発に技術を応用する初めての試みとなります。
アストンマーティンの超高級インテリアを採用
国際的な高級不動産デベロッパーであるダール・グローバル社は、アラブ首長国連邦のラス・アル・ハイマ首長国にある人気の高いアル・マルジャン諸島に、アストンマーティンの超高級インテリアを採用した極上の住宅開発プロジェクト「ジ・アステラ インテリアズ・バイ・アストンマーティン」を発表した。
開発総額は約380億円で、このプロジェクトは国際的に高い評価を受けているアストンマーティンのデザインチームが、中東地域の不動産開発にその技術を応用する初めての試みとなる。最近マイアミにオープンした最高級コンドミニアム「アストンマーティン・レジデンス・マイアミ」の成功や、米国と日本におけるデザインコラボレーションを土台に、新たなラグジュアリーライフスタイルのデスティネーションが構築される。
「ジ・アステラ インテリアズ・バイ・アストンマーティン」は、ウィン・リゾーツにほど近い絶好のロケーションに位置し、洗練されたデザインと高性能で精緻なクラフトマンシップを融合させたアストンマーティンの魅力的な特徴を物件のインテリアに取り入れ、居住者に比類ないライフスタイル体験を約束するという。
アル・マルジャン島はドバイまでクルマでわずか1時間
2028年12月までに完成予定のこの物件は、スポーツカーの愛好家だけでなく、そのユニークなデザイン哲学やクラフトへのこだわりを高く評価する人々にとっても、アラビア海の新たなランドマークになると期待している。人里離れたプライベートビーチの利点を活かしたこの開発では、広々としたアパートメントとヴィラが提供される。
英国の創意工夫の精神が注ぎ込まれるこの物件は、オーダーメイドのスタイル、最先端の素材、繊細な芸術性、比類のない機能性をシームレスに融合させ、世界でもっとも魅力的なビーチフロントのレジデンスとなることを目指している。
雄大なアル・マルジャン島はドバイまでクルマでわずか1時間の距離にありながら、閑静さと利便性を兼ね備えた環境を提供する。周囲と調和するように巧みに設計されたこの新しい住所は、プライベートビーチ、壮大なオーシャンビューを望むインフィニティプール、風光明媚な散歩道、緑豊かな共用スペースへのアクセスなど、世界クラスのアメニティを備える。屋内映画館、フィットネスセンター、子ども用プレイエリア、スパ、ヨガ用芝生、多目的ホールなど、さらなる快適さを提供する予定だ。
AMWノミカタ
アル・マルジャン島はペルシャ湾に面した約62ヘクタールの人工島だが、2027年にUAE初の統合型ゲーミングリゾートが完成することで注目を集めている。2万5000平方メートルの広大な敷地にカジノを誘致し、5つ星ホテルやショッピングセンター、MICEと呼ばれる国際会議場や大規模な展示会場などを含むインバウンド向けの統合型リゾートの開発を進めている。
そういった意味でこのエリアは今後、世界においても最も富裕層の集まるエリアになっていくことは間違いないだろう。そしてそれをいち早く見極め、不動産を通じて洗練されたデザインと高性能で精緻なクラフトマンシップに長けるアストンマーティンのブランドイメージを浸透させようとする戦略は流石である。