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ランボルギーニ史上初、ル・マン24時間レースのハイパーカークラスに参戦! SC63の2台体制で歴史的なデビューを飾ります

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TEXT: AMW  PHOTO: Automobili Lamborghini S.p.A.

両シリーズで意欲を燃やす

FIA WECとIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップの両シリーズにおけるランボルギーニSC63のデビューシーズンの目標に沿い、ランボルギーニ・アイアン・リンクス・チームは、データ収集と高い信頼性でのフィニッシュを目指す。

さらに、テストデーとレースウィークを通してパフォーマンスの向上が期待され、2台目のマシンを加えることは、シーズン後半に次のステップに進むための強力なプラットフォームを構築する鍵となる。

一方、LMGT3では、前戦ベルギーGPで優勝の可能性を示した2台のマシンに期待が集まっている。ペレラ、クレッソーニ、スキアボーニ組の60号車は、最後尾グリッドから優勝まであと1周というところまで追い上げたが、終盤に燃料が飛散して3位に後退した。ボヴィ、ガッティング、フレイのドライブする85号車アイアンデイムズチームは、ポールポジションから赤旗中断までスパを支配し、終盤に給油のためにピットインを余儀なくされ、最終的に5位でフィニッシュした。

ル・マン・ウィークは、ランボルギーニ・スクアドラ・コルセにとって最も忙しい1週間となる。24時間レースだけでなく、51台のマシンがグリッドに並ぶと予想されるワンメイクのランボルギーニ・スーパートロフェオ・ヨーロッパ選手権の第3戦にも注目が集まるからだ。また、今週末はFIA WECのサポートとして、ミシュラン・ル・マン・カップシリーズのひとつである55分間のレース、ロード・トゥ・ルマンが開催される。アイアンデイムズチームはランボルギーニ唯一の代表で、スイス人レーサーのカレン・ガイヤールとフランス人女性のセリア・マルタンが83号車のウラカン GT3 EVO2のステアリングを握る。

週末の概要

6月12日(水)

フリー走行1(14:00-17:00)

予選-ハイパーカーとLMGT3(19:00-20:00)

フリー走行2 (22:00-00:00)

6月13日(木)

フリー走行3 (15:00-18:00)

ハイパーポール (20:00-20:30)

フリー走行4 (22:00-23:00)

6月14日(金)

ル・マン市内で伝統のドライバーズパレード(16:00-19:00)

6月15日(土)

ウォームアップ(12:00-12:15)

ル・マン24時間レース公式スタート(15:30-15:50)

レーススタート(16:00)

すべてCET時間

AMWノミカタ

各メーカーがルマン関連の情報を配信しているが、今年の目玉はなんといってもランボルギーニだとおもう。昨年のルマン24時間レース100周年の象徴的な大会でフェラーリがトヨタの6連覇を阻み58年ぶりの優勝を飾ったように、ランボルギーニのハイパーカークラス初参戦、初優勝のようなドラマをどうしても期待してしまう。2回の3時間のセッションで63号車は23台のハイパーカー・エントリー中7番手、19号車は18番手と振るわなかったが、ここからどのように予選、本線を戦ってくるのかランボルギーニの活躍に期待したい。

もうひとつ注目なのがLMGT3に参戦する85号車のアイアンデイムズチームであろう。女性ドライバー3人での参戦はランボルギーニの掲げるDE&Iの企業理念を象徴している。男性中心のレースの世界で同じ土俵に立ち戦いを挑む彼女らを応援したい。

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