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日産R35「GT-R」前期のヘッドライトを手軽にLED化!「VELENO」のバルブなら圧倒的に明るく目元をクールにイメチェンできます

LEDバルブ

バルブ単体もスタイリッシュなデザイン

手軽にHIDからLEDへ変更可能

現在新車に装着されるヘッドライトはLEDが主流です。HIDよりも明るく、しかも省電力で長持ち。配光問題もクリアし、選ばない理由がありません。日産R35「GT-R」もMY14以降はLED化されていますが、それ以前のモデルはHID。今回は「後期を超えた最新の目力に刷新する」アイテムを紹介します。

(初出:GT-R Magazine Vol.177 ※価格は2024年6月1日時点のものです)

対向車や歩行者にも配慮し実車でのテストを経て完成

松田次生選手とR33用ヘッドライトユニットを共同開発したことで、一躍GT‒Rファンにその名が知れ渡った「REIZ」のLEDバルブブランド「VELENO(ベレーノ)」。今後はGT‒R関連のパーツに力を入れていくことも決定した。第2弾としてリリースされたのがR35 GT-RのMY13以前のHIDに対応する「LEDヘッドライト D2・D4」。純正のHIDユニットを取り外すことなく、バルブのみを交換することで簡単にLED化できるものだ(ちなみにBNR34にも装着可能)。

まずは装着前にVELENO製のLEDバルブについておさらい。設計と開発は国内で行い、製造は海外の提携工場が請け負うファブレス方式で、低コストと高品質を両立している。明るさについては業界トップクラスのスペックを誇り、その数値は第三者機関へ依頼してデータを公表。これは実際に装着してから「カタログ値よりも明るくない」という思いをしてほしくない配慮だ。

LEDチップは対向車と歩行者への配慮の観点から、取り付け角度や位置を独自に最適化(特許取得済み)。これにより9400ルーメンという高い照射力を誇りながら、光を路面側に集約させることで明るくても眩しくないように仕上がっている。また、バルブユニットについても裏側にチャンバーテスト済みのファンを組み込み、熱対策も万全。隅々までこだわりが行き届いている。

ちなみにLEDはHIDと異なり紫外線を発生しないため、プラスチックのヘッドライトカバーの内側を傷めずに済む。カバーが劣化しないので、ランニングコストの低減につながるなど、クルマ好きの立場になって考え、こうだったらいいのにな、という考えで開発されているのだ。

HIDとの明るさの違いは一目瞭然

バルブはR35純正のD2Sだけでなく、D2R/D4S/D4Rまで対応し、幅広い車種に使える。R35 GT-Rへの取り付けはフェンダー内のインナーライナーの取り外しこそ面倒だが、バルブソケットの脱着はピンを外し、手前に引けば簡単に外れる。あとは、ソケットからバルブを抜いて逆手順で戻せば取り付け作業は完了だ。

早速点灯してみる。サンプルカーは純正品ではなく、社外のHID用ハイワッテージバルブに交換されていたが、見比べるまでもなく誰もがVELENO製LEDのほうが明るいとジャッジ。目線をライトの水平位置まで下げるとかなり眩しいが、その位置よりも目線が高くなると気にならなくなる。なんとも不思議な感覚なのだが、これなら確かに対向車や歩行者の迷惑にはならなそうだ。

カラーは明るめのホワイトで、目元をクールにイメチェン。視認性向上で安心安全を担保するだけでなく、ドレスアップ効果もあるので、夜のドライブが待ち遠しくなるはずだ。

R35も2007年の登場から17年経過し、バルブの性能は少なからず落ちている。後期のイナズマヘッドライトと入れ替えるのもありだが、VELENOの交換バルブならリーズナブルに激光のLEDへと生まれ変わる。気になるプライスは1万7700円(消費税込)。前期顔に拘りたいオーナーにはベストな選択のひとつだろう。

>>>「GT-R Magazine Vol.177」を読みたい人はこちら

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