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トヨタ「ハイラックス」やジープ「ラングラー」などのゴツ系SUVにジャストフィット! レイズから「10年先まで最強」の4WD専用ホイール「ZE40X」登場

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: RAYS

  • トヨタ ハイラックスに装着したVOLK RACING ZE40X
  • サイズは8Jおよび8.5Jの17インチのみで鍛造1ピース
  • 150系ランドクルーザープラドに装着したVOLK RACING ZE40X
  • 9本のスポークはリムに結合することで強度がさらに増し、ラフな未舗装路も難なく走破できるポテンシャルを持つ
  • 細身でスッキリした印象を与えるスポークは高荷重に対応させるべく縦断面に最適化されている
  • ハブへ向かい落ち込んでいくセンター部分は4×4らしい力強いオーラを漂わせる
  • フェイスはF1~F3の計3パターンをラインアップしており、F3ではかなりのコンケイブ形状となっている
  • あえて中心部にまとめることでメリハリを付けた、A.M.T.マシニングによるホワイトレターも秀逸
  • カラーはラインナップ済みのブラストブラック2に加え、近日中にブロンズ(アルマイト)が発売される予定
  • 安全面ではホイールのトラック規格「JWL-T」を満たしつつ、レイズ独自の「JWL+R」もクリアしている

10年先まで「最強」の称号は譲らない!

RAYS(レイズ)の最新モデル「VOLK RACING(ボルクレーシング)ZE40X」が堂々のデビューを飾りました。4×4に求められる圧倒的な耐久性や耐荷重性を備えつつ、スタイリッシュな見た目と軽さにも徹底してこだわり、コンセプトに掲げた「10年先でも最強のホイール」を一部の隙なく実現したという、その渾身の中身とは?

レイズ入魂の4×4専用ホイール

VOLK RACINGのブランドを代表するモデルにまで成長した「ZE40」。その設計思想を受け継いで新造されたのが「ZE40X」だ。細身でスッキリした印象を与えるスポークは高荷重に対応させるべく縦断面に最適化され、ハブへ向かい落ち込んでいくセンター部分は4×4らしい力強いオーラを漂わせながら、裏側では強度と剛性とトレードオフにならないよう計算し尽くしたうえで肉抜きが施されている。

9本のスポークはリムに結合することで強度がさらに増し、ラフな未舗装路も難なく走破できるポテンシャルを持つ。緻密なマシニング加工の減肉化による軽さとのバランスも絶妙で、まさしく長期にわたりフラッグシップであり続ける逸品といっていい。

また単に質実剛健であるだけではなく、デザインに関するこだわりにも注目。フェイスはF1~F3の計3パターンをラインアップしており、F3ではかなりのコンケイブ形状となっている。とはいえインセット20に対応するF1でも結構なラウンド形状で、ドレスアップ志向のユーザーにも不満を抱かせることはないだろう。あえて中心部にまとめることでメリハリを付けた、A.M.T.マシニングによるホワイトレターも秀逸だ。

トヨタ ハイラックスや三菱トライトンにジャストフィット

サイズは8Jおよび8.5Jの17インチのみで鍛造1ピース、カラーはラインアップ済みのブラストブラック2に加え、近日中にブロンズ(アルマイト)が発売される予定だ。トヨタ「ハイラックス」や150系「ランドクルーザープラド」、三菱「トライトン」にはジャストフィットで、ジープ「ラングラー」用の5穴モデルも設定。オプションとしてセンターキャップを5パターンから選べるが、ラングラーのみ装着できないため注意しよう。安全面ではホイールのトラック規格「JWL-T」を満たしつつ、レイズ独自の「JWL+R」もクリアしている点にも注目したい。

* * *

世界中のモータースポーツで愛用されるVOLK RACINGのブランドが示すとおり、スポーツホイールに求められる剛性/強度/軽さの3要素を余すことなく備えたZE40X。オフロードではアグレッシブさを全面に出しつつ、街並みに溶け込むスマートな雰囲気も併せ持つ。高性能4×4の足もとを飾るに相応しいアイテムだ。

■RAYS VOLK RACING ZE40X
公式ウェブサイトはこちら

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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