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トヨタ現行「スープラ」を痛車に!「RX-7」でスポーツカーに目覚め、AMG「A45」「ランエボX」で痛車仕様にハマったオーナーでした

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)

  • トヨタ スープラ:『きららファンタジア』のフルラッピングを施した90スープラ
  • トヨタ スープラ:アートファクトリーによるフルラッピングで痛車仕様に
  • トヨタ スープラ:下地にマジョーラカラーを採用しているのがポイント
  • トヨタ スープラ:ベースはクールレーシングのフルコンプリートカー
  • トヨタ スープラ:オーナーのこだわりである「怪しげ」に魅せる工夫を施したラッピング
  • トヨタ スープラ:ホイールはワーク・グノーシスCVSの19インチ、タイヤはハンコック・ベンタス(前F255/30R19、後275/30R19)
  • トヨタ スープラの運転席に乗るオーナーの“tetsu”さん
  • トヨタ スープラ:納車日に即ラッピング作業をしてたった2週間で完成させた
  • トヨタ スープラ:推しキャラの凝ったラッピングによってハイレベルな痛車を表現
  • トヨタ スープラ:推しキャラを大胆にデザインした

90スープラの痛車ラッピング仕様車

スポーツカー好きであり、アニメ好きでもある“tetsu”さん。現在の愛車はご自身の推しであるアニメ『きららファンタジア』のフルラッピングを施したトヨタの90系「スープラ」です。「THE痛車」としてアニメに登場するキャラにオリジナルアレンジを加えて大胆にボディに描き出しています。

さまざまなスポーツカーを渡り歩きながらも90スープラを思い続けた

痛車歴は数十年になるという“tetsu”さん。これまでの車歴はマツダ「RX-7」をはじめとしたスポーツカーを乗り継ぎ、サーキット走行に夢中になったこともあった。また、カスタムにも精通し、スタンス系を含めたドレスアップも経験後、痛車の世界にハマッてからは、メルセデスAMG「A45」にはじまり、三菱「ランサーエボリューションX」を購入。痛車仕様としてワイドボディを軸としたアグレッシブルなスタイルに加え、より迫力あるフォルムを追求すべくエアサスを組み、推しキャラの凝ったラッピングによってハイレベルな痛車を表現していた。

そんな中、スポーツカーが世の中からどんどん消え去る悲しい現実の中で、久しぶりに登場した本格的なスポーツカーであるトヨタ「90スープラ」の出現は、“tetsu”さんの心を大きく揺さぶったという。そして、素直に買いたいと思う気持ちになったが、車両購入費用も簡単に出せる額ではない……そんな理由からランサーエボリューションXをよりイジッてアピールすることを決意。だが、頭の隅には「90スープラが良いなぁ……」という想いが常にあった。

そんなある日、ずっと気にしていた90スープラをベースにしたカッコ良すぎる1台に遭遇する。そのクルマは、KUHL RACINGのコンプリートスープラだった。このクルマを見た瞬間、これまで我慢していた想いがついに爆発! 偶然の巡り合わせなのか、新車では買えないが、たまたまKUHL RACINGが手がけたフルコンプリート90スープラが中古車で出ているという情報を入手。程度も抜群でオールブラックのカッコ良すぎるKUHL仕様の90スープラに惚れ込み即購入してしまった。

推しキャラをボディに大胆に描き出した

コンプリートマシン購入後には、さっそく、自分が思い描いた通りの痛車を目指し、スーパーGT等のレースマシンのラッピングも担当するアートファクトリーに相談。納車日に即ラッピング作業ができるようにお願いし、現在の仕様になるまで、たった2週間で完成させたと“tetsu”さんは話す。

アートファクトリーによる凝ったラッピングはどのようにして仕上げたのかというと、オーナーが指定したこだわり点である「怪しげ」に魅せる工夫を実現すべく、下地にマジョーラカラーを採用しているのがポイント。これはオールペンではなく、ボディ全体をフルラッピングで覆っている。その上からさらに『きららファンタジア』に登場する“tetsu”さんの推しキャラ「ダークネスピーチ」と「シャドウミストレス優子」のコラボ図案を描き出しているのだ。ボディ左右に、それぞれキャラを変えながら、豊かな表情とクールなポージングで魅せるデザインをつくりあげた。

スポーツカーとしてのカッコ良さも追求

90スープラの仕様についてはKUHL RACINGのフルコンプリートなだけに、スポーティかつスタイリッシュなカッコ良いフォルムが際立つ。そして、最終的なフォルムを決定づける車高調整を行うサスペンションについても、D2レーシングのエアサスを組むことで、自在に操れるようにもした。

タイヤ&ホイールは、WORK GNOSIS CVSの19インチホイールにHankook Ventusタイヤ(フロントF255/30R19、リア275/30R19)をセットすることでスポーティさが際立つスタイルを完成させている。

スポーツカーをベースとしたリメイクが多い痛車界でも90スープラの存在は珍しく、“tetsu”さんの話では全国的にも3台程度ということ。それだけに特別に目立って声をかけられることもしばしばあるという。そうした交流をきっかけに、全国に自分のクルマの存在を知ってくれているオーナーがたくさん居て、とてもうれしいと話す。今後は、もっと魅力的な1台になるようにさらなるリメイクをして、ラッピングカーとしても描く画を考えつつ工夫しながら作り込む予定だとのことだった。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを一冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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