デザインや装備を刷新した新型モデルを発表
ジープのアイコンともいえる本格オフロードSUV「ラングラー」の大幅改良モデルが発表されました。エクステリアは7スロットグリルのデザイン変更などが行われています。より幅広い層にアピールすべく、エントリーグレードの復活や価格の見直しが行われたことに注目です。
装備を充実させながら価格引き下げ
ステランティスはジープの本格オフローダー「ラングラー」の改良を行い、2024年5月10日より販売を開始した。従来の「アンリミテッド サハラ」と「アンリミテッド ルビコン」に加え、エントリーグレードとなる車両本体価格799万円(消費税込)の「アンリミッド スポーツ」を追加設定する。
さらに従来モデルの価格をアンリミテッド サハラは31万円下げの839万円(消費税込)に、アンリミテッド ルビコンは16万円下げた889万円(消費税込)とすることで、より幅広い層にアピールすることを狙いとしている。2018年に登場した現行ラングラーの国内累計販売台数は2万5000台を超え(2023年末時点)、シリーズ最多の販売台数を記録しているという。
伝統の「7スロットグリルのデザイン」を変更
エクステリアはラングラーのアイコンである7スロットグリルを変更、デザインだけでなくエンジンの冷却性も向上させている。新デザインのグリルはブラックをベースにアンリミテッド スポーツとサハラにはニュートラグレーメタリック、アンリミテッド ルビコンにはプラチナシルバーのグリルサラウンドが採用される。
ホイールも新意匠が採用された。アンリミテッド スポーツはグレーアクセント入り17インチアルミホイールにオールテレインタイヤを、アンリミテッド サハラは18インチアルミホイールにオールシーズンタイヤを装着する。ハードコアモデルであるアンリミテッド ルビコンは専用17インチアルミホイールにマッド&テレインタイヤを備えている。